GW初戦は昨年に続き、ウィリー五目。前回釣行でいい目に遭ったので、今回もシャクリまくるぞぉ~と気合十分だったのだが、あまり活性が高くないようでスティ時間長めでないと魚が反応してくれない。これじゃダイエット効果がぁ~と余計なことを嘆きつつもクーラー八分でまずまず。
ゴールデンウィークに入ったので、船上混みこみで釣りにくいかもなぁと臨んだ金沢八景・一之瀬丸のウィリー五目だったが、片舷6人ずつの12人と気を付ければオマツリに苦しまないで済む人数での出船。右舷の前から2番目に釣り座を決める。フォースマスター400が故障で入院中なので、本日のリールはフォースマスター1000MK。重量にして250グラム増。重いのはダイエットになりそうなのでいいとして、シャクるときに握りにくいのには往生した。パーミングしやすい400でシャクリ慣れてしまうと1000MKでのウィリーは野暮ったい感じが否めない。
船は1時間20分かけて洲崎沖へ。ここでお詫びと訂正。2015年初のクーラー満タンだぁ~!!で沖の瀬に向かったと書いたのは間違い。洲崎沖だった。沖の瀬だと勘違いしていた洲崎沖のポイントでの釣り開始となった。船長からの指示は「底5メートル~10メートル。ウィリーにもイカ短でもオキアミでもいいから餌を付けてね」。餌付け指示が出たということは厳しい予感。5メートルの幅を50センチ刻みのステイ1秒で探る。魚信なし。スティ2秒…魚信なし。ステイ3秒……魚信なし。コマセの出具合を確認するために仕掛けを回収。スタートダッシュ失敗。
ようやく1匹目が釣れたのは釣り開始から30分以上経ってから。釣れたのはイサキだった。ウィリーにではなくオキアミ餌に食ってきた。ウィリーへの反応はかなり悪い。ということは追い食いは期待できず単発でしか釣れないわけで超大苦戦。う~むと頭を抱えていると「本物ですよね?」と声をかけていただく。「ブログ見て、今日、この釣りに来たんですよ」。これは相当うれしい。うれしいと同時にちょっとはマシな釣果にしなくちゃというプレッシャーも。いろいろ試してみたがスティ5秒以上の超スローなシャクリが効果的みたいだった。待ち時間を長く取ると追い食いもたまにだが発生し始める。
ただし、スティ時間を長くとるといろんな魚が釣れてきてしまう。シキシマハナダイにサクラダイ、スズメダイなど普段通りにシャクっていればあまり釣れない魚がいっぱい釣れてくる。トリプルで、上からサクラダイ、ヒメ、オキメバルなんてことも。歓迎できないゲストを避けようとスティ時間を短くすると魚信が減る。何でもいいから釣るしかないわけだ。何でもの中にサバまでっ!! 掛けた瞬間の強烈な引き込みにカイワリかも!?と喜んだが、海面近くで横に走ってがっかり。いい夢だけ見られた。
最後まで状況が変わることなく、沖上がりの時間になってしまう。本日の釣果はオキメバル×15匹、アカイサキ×5匹、イサキ×1匹、シキシマハナダイ×4匹、サバ×1匹の合計26匹。カイワリやキントキといった隠れ本命がいないので、ちょっぴり満足感は低めだが、それでもオキメバルは30センチ級の良型混じりだし、味噌漬けにするアカイサキの♂も身の量が多そう。終わってみればクーラー八分でまずまずといったところかな? ウィリー五目は裏切らない!?
著者: へた釣り