大会だからというのではなく、釣りに行くからには本命をゲットしたい。明日は羽田・かみやのアマダイ釣りプチ大会。なんとなくだけど条件はあまりよくないように感じる。潮回りは若潮翌日の中潮。それほど潮は動かない。さらに今日出た船の釣況を見ていると底は濁り潮っぽい気がする。
仕掛けから思い切って親子サルカンを取ってみた。ウィリーの仕掛けで底を攻めてイタズラをしているときはアマダイが釣れるのに、アマダイの仕掛けだとなぜか釣れない。仕掛けの全長は2.2~2.6メートルとほぼ同じなので、仕掛けの差は枝スの接続に親子サルカンを使っているか、直結しているかだけのような気がする。実績のあるウィリー仕掛けと同じにしちゃおうと考えた。潮が流れず仕掛けが海中で張らないようならガン玉で調整してみるつもり。潮が緩いならフロート仕掛けもありかと考えたが、大会で混み合う船上ではオマツリが怖いので封印しておく。
濁り潮はカレイ用に買った夜光の円錐オモリで対策するのはどうだろう。小突き中心の釣りは釣果がよくないので封印するつもりだが、仕掛けを落としてタナを取る(糸吹けを取る)ときに4、5回くらいはどのみちトントンすることになる。このとき立てた砂煙の上を仕掛け(エサ)が通るようにするのが、アマダイの習性を考えると釣り方として理に適っている気がする。少ない回数の小突きで少しでも多くの砂煙を立てるために円錐オモリ。しかも濁り潮でも目立つように夜光&ホロシール。足りない知識で考えたへた釣りの理屈……釣れなかった場合は屁理屈という。
釣りの上手な人は海の中を想像できたり魚と対話できたりするそうだが、釣りの下手な僕は勝手な妄想をしたり魚相手に負け惜しみを言う。へた釣り.こむというブログはまさに勝手な妄想と魚への負け惜しみでできているわけだが、年に数度は妄想が現実になり、下卑たドヤ顔を載せることができる。明日のアマダイ釣りプチ大会がそんな数少ない釣行になることをあとは祈るしかない。
著者: へた釣り