結果的に3匹釣れなかったことは何度もあるが、行く前から3匹釣れる気がしないことってなかったような気がする。10月4日はへた釣りにとっては今年初のTKB52予選への挑戦。南六郷・ミナミから乗る。人事くらいは尽くしておこうと仕掛けを作ったけど、天命が下る気は全くしてないw
DKOに出場している人はほぼ全員、超がつくほどの達人さんばかり。その達人さんたちをして、3匹釣れてない人だっているのだからへた釣り風情ではどうしようもない。どうしようもないから諦められるほど釣りを達観できてないので、あれやこれやと人事を尽くす。10センチの長ハリスを購入し、仕掛けの幹糸も超低活性時用の物を4組ほど作ってみた。いずれも錘から15センチ以内に3本の針を出してみる。片舷10人だとタルマセやハワセはオマツリの元なので、なるべくならゼロテンション~ちょいタルマセまでで釣りたい。下に針を集めておけば少しだけ底を切っても勝負できそうな気がする。
まずはザ・ハリフターズ!仕掛け。良型カワハギはオレンジ色が好きと教わったので、赤色のが欲しかったのだが、黒しか売られてなかった。ピンク色の夜光玉をハリス止めの上下に入れてちょっとだけでも赤っぽくしてみることに。錘を付けるスナップの結び目のすぐ上にザ・ハリフターズ!を結ぶ。カワハギ師匠から教わった、「下は8の字結び、上は固結びでOK」という方法なら、さほど隙間を作らずに結ぶことができた。その上6センチの位置にもう1つのハリス止め。下から6センチ以内に針を3本出せちゃうわけだ。宙で全く魚信がなければ投入してみるつもり。
ザ・ハリフターズ!仕掛けは極端すぎる可能性がある。市販の仕掛けよりも少し下に寄せた仕掛けも作っておくことにした。「Snハリス止めビーズ」という少し重めでよく動くというハリス止めを買ってみた。こちらも赤色の物は売り切れだったので、夜光グリーンを買った。ハリス止めの位置は下からゼロ、6センチ、12センチ。市販のどの仕掛けよりも底から浮かないカワハギを意識した仕掛けになっていると思う。宙で釣るときも餌が密集していてカワハギへのアピール度が高そうなので、まずはこの仕掛けを先発させてみよう。
10センチのロングハリスとピコ~ンピコ~ンなカラータイマー錘は、本当にどうしようもなくなったときのスーパーサブ的な位置づけ。あまり何でもかんでも一気に変えちゃうと、釣り方が全く分からなくなりそうなので、出番がなければないに越したことはない気がする。この2つを投入することになったら、本当に何をやってもダメだったという証。これだけあれやこれやを用意したのに、心の準備の方は…3匹釣れない覚悟だけできつつある。
著者: へた釣り