今日からTKB52予選が始まり、カワハギ釣りの達人さんたちがとっとと決勝進出を決めちゃおうとしのぎを削っているようだが、へた釣りは達人さんが勝ちぬけてから参戦する予定。来週は羽田・かみやのウルトラ五目釣りプチ大会。しばし、カワハギのことは忘れて仕掛けの準備を始める。
かみやのウルトラ五目にはこれまで3回乗ってまともな釣果に恵まれたことがないのだが、大好きなウィリーでの釣りなので、告知とほぼ同時に申し込んだ。ウルトラ五目と金沢八景・一之瀬丸の沖のウィリー五目(こちらはいい目に遭うことが多い)は同じ洲崎沖や沖の瀬のポイントを攻めていても似て非なる釣りだとは薄々気づいている。でも、ほかの釣り方が分からないので、沖のウィリー用の仕掛けで、沖のウィリーと同じ釣り方でウルトラ五目釣りプチ大会に臨んでみようと思う。
ウィリー仕掛けの全長は3メートル以内に収めるのが下針のオキアミまでシャクリに合わせてきびきび動いてくれて、魚を食わせやすいように感じる。ハリスは2.5号。これもハリスを3号にすると食いが急に悪くなったという経験があるのでこの太さに落ち着いた。オキメバルをメインターゲットに水深80メートル以深を攻めるので針数は多くして追い食いをねらっていきたい。というわけでウィリー針4本+空針1本の5本針仕掛けを作ることに。枝スは70センチ、120センチ、170センチ、220センチから出す全長280センチの仕掛け。ウィリーの色は、ピンク、白、オレンジ、グリーン。沖のウィリーの場合、ウィリーの色はあまり気にしなくていいような気がする。
ティンセルを針の軸に沿わせて針を結ぶときにチモトに一緒に固定してしまう。ティンセルはウィリーのヒゲに集魚効果をプラスするのと同時に、針軸に沿わせてウィリーを巻くことでウィリーのシルエットを大きくする効果を狙っている。たかがティンセル3、4本でも針の軸がもともと細いのでシルエットを大きくする効果は十分にある。
チモト部分をUVレジンで夜光装飾する。枝スに夜光玉を付けると枝スの間を動いてしまっているような気がしてチモト補強を兼ねてチモト部を夜光玉と一体化させている。オレンジ発光のUVレジンで目玉を描くのはオキアミの目の輝きに魚が反応すると聞いたから。効果があるかどうかは知らない。仕掛け同士がオマツリしたときに自分の針を見分けるのに便利。
ウィリー化繊を巻いたら出来上がり。先曲がりのペンチがあれば作業しやすい。2本束ねて巻く人もいるが、へた釣りは1本で巻く。この方が、コマセに使うアミエビよりも一回りだけ大きなウィリー針を作りやすい。ヒゲはほとんど残さずカット。ティンセルのキラキラを少し長めに残す。ヒゲは短い方がよい。長くしすぎると悪影響があるように感じる。
著者: へた釣り