イサキは8月末まで。残すは3週末なわけだが、今年も1度くらいは束釣り決めてドヤ顔しておきたい。ところがイサキに行こうとすると、竿が折れたり、台風が来たり。土曜日も強風で剣崎沖まで行けそうにない。いろいろ試しておきたいこともあるのに……。今週末もタチウオ→アジリレーだな。
ウィリーイサキで試しておきたいこと。まず、潮が流れず仕掛けの張りが足りないとき対策に1番下の針の30センチほど上にガン玉を打って、針掛かりがよくなるか試したい。前回の誰よりも多く魚信をだし誰よりもバラシまくり釣行では、イサキは1番上の針と2番目の針に掛かることが多く、釣ってる最中はピンク(1番上)、青(2番目)が当たりカラーだったのかな?と考えていたのだが、ひょっとして仕掛けが張ってなかったので天秤に近い針にしか針掛かりしなかったのでは?と考えなおすようになった。シャクったあとの静止時間を長くすれば、白(3番目)、緑(4番目)にもイサキは掛かっていた気がする。
もう1つ、針掛かり率を向上させるために、枝スの長さを短くしてみる実験をしてみたい。金沢八景・一之瀬丸の瀧本船長は枝スの長さにこだわりのある人で、今年船宿で売られている仕掛けは、枝ス6センチと相当短くなっている。へた釣りの仕掛けは枝ス8~10センチで作ってあり、これが針掛かり率の悪さの一因かもと考えた。イサキに行くつもりだったので、仕掛けは既に作ってある。枝ス4センチ、6センチ、8センチ、10センチの4種類を準備した。枝スを短くすれば針掛かり率が向上し、バラシが減るのかをチェックしてみたい。4センチでも問題なく釣れるようなら、1センチ刻みでもっと短い枝スを試してみようと考えている。枝スが短ければ海中でキビキビ動いて、魚信も増える?
なんて風に束釣りに向けてあれやこれやと考えていたのだが、風速10メートル予報の土曜日に剣崎沖に突撃する根性はない。日曜日には風は収まるが、今度は「船止めにて休船」。今週末もイサキに行けない。代わりの釣り物は……先週いい目に遭った羽田・かみやのタチウオ→アジリレーで柳の下のどじょう狙い。上手くいった釣り方がたまたまなのか、それとも別の日でも通用するのか。まぁ、多くの場合、前者なんだけどね。この日は別船でタチウオ釣りプチ大会があり、比較的ゆったりと釣れるんじゃないかと、期待していたりする。
素麺揚げのおかげでタチウオはわが家の人気魚に昇格した。子供たちが喜んでくれるならと、素麺以外にラーメン揚げ、蕎麦揚げを試してみたのだが、ラーメン揚げは失敗。ラーメンは麺自体に味がないのでこんなもん?って感じだった。食感の面白さでは素麺に敵わない。一方の蕎麦揚げは、大成功。蕎麦の風味が味わえる。変わり揚げは、素麺、蕎麦、胡麻、大葉で作ると食感にも味にも変化があって面白い。今週末の目標は、タチウオをツ抜けして変わり揚げをいっぱい作ること。
著者: へた釣り