たまたま釣れたら好きになる。釣りにハマるきっかけはそれでいいと思う。昨年までタチウオは上手くいかなかったので撤退気味だったが、1年ぶりにやってみると14匹も釣れちゃったもんだから、急にタチウオ関連の新製品のチェックをし始める。次行ったらきっと釣れないと分かってるのに。
一番気になる商品はがまかつの「ケン付タチウオストロング」というナノスムースコートされた針。タチウオの場合、餌にまとわりついてきて、何度も口に咥えているのに針掛かりしない。そんなときに絶大なる効果があると思われるのが、刺さり抜群のナノスムースコート針だ。触れれば針先がしっかり貫通するので、これまで獲れなかったタチウオが獲れるようになるんじゃないかと期待。
この針を使った仕掛けも発売されたようだが、1本針ならタチウオの仕掛けを作るのは簡単だし、熱収縮型の発光チューブと透明チューブで二重にチモトをガードするのがお気に入りなので、自分で作ろうと思う。針は管付きなので、ナノスムースコートの欠点であるチモトのすっぽ抜けの心配はないだろうし、もう1つの欠点である餌が取れやすいという問題も逆方向に2つの大きめのケンが出てるっぽいので、餌を縫い差しにするなら大丈夫な気がする。餌をチョン掛けにしたいときは別の針を使うことにしよう。
ダイワとシマノから安めのタチウオ竿が出ているのも発見しすごく気になる。目下、海明の穂先折れのせいで緊急財政対策が必要なくらいの金欠なので、あまり高い竿は手が出ない。ダイワの「タチウオX」ならなんとか買えるかもって感じ。タチウオ竿はどこに着目してスペックを見ればいいのかよく分かってないが、気になる説明が「繊細なアタリを感知する感度とキビキビとしたロッドワークが可能な操作性の良さをいかして、アマダイ・オニカサゴ・イサキ・ハナダイなどに使用しても十二分に活躍する」。これ1本でタチウオとオニカサゴに使えるなら悪くない気がする。でも、発売は9月。カワハギが始まっちゃうとタチウオやらなくなりそうだしなぁ~というのが悩みどころ。
シマノの「タチウオBB」ならすぐに手に入る。タチウオXに比べれば少し高いがそれでも1万5000円くらいで手に入りそうだ。「汎用性に優れた1本」と紹介されている73-210、「掛け・操作性に優れた一本」だという82-195の2モデルがあり、どちらを選べばいいのか分からない上に、オニカサゴにも使えるとどこにも書いてないので手を出しにくい。1つ上(?)のモデルのリアランサータチウオを調べていると、8:2調子で「掛け・操作性(攻め)の一本」の「リアランサータチウオMH195」の説明には「オニカサゴ・ビシアジ・ヤリイカ・ムツ等にも対応」と書かれていた。タチウオで上手く行った海明30-210は7:3調子。タチウオとオニカサゴ両方使える竿を選ぶと8:2調子。悩んで買えなくなるパターンだね。
著者: へた釣り