がまかつから新発売になった三石忍プロデュースのタチウオ仕掛けを参考にするのに1個買おうかなぁと手に取ったのだが、装飾なしでいたってシンプル。これなら針さえ買えば自作できる(いざとなったら船上でも作れる)と気づいて棚に戻す。真似しようとすると、余計なこと好きの血が騒ぐw
「ケン付きタチウオSTRONG」仕掛けは至ってシンプル。余計なチューブ類を付けるとかえってタチウオに警戒されるってことらしく、ナノスムースコートされた針に2メートルのハリスを結んだ物だった。プロデュースした三石忍の名はカワハギの達人として何度か耳にしたことがある。カワハギだけでなくタチウオ釣りでも名手であるらしい。極めれば仕掛けはシンプルなるってことなのかな? これなら自分で作れると思い、バラ針だけ買ってきた。
明日の釣行に備えて、仕掛けを作り始めたのだが、極める気のないへた釣りの余計なこと好きの血が騒ぎ出す。針を結ぶだけのシンプルな仕掛けなら最悪船上でだって作れるので、ムラムラパイプ+ハリスガードの細いチューブで結局チモトを装飾してしまう。それでも飽き足りず、UVレジン夜光とオレンジで例によってへた釣り印のタチウオ仕掛けまで作ってしまった。先達が示してくれた爆釣への近道に背を向ける。だから上達しないんだとは分かっていても、止められないし、余計なことをした方が楽しい♪
タチウオの仕掛けがあっさり出来上がってしまったので、ついでだからLTアジ用の仕掛けも作った。お手本にしたのは金沢八景・一之瀬丸のアジ仕掛け。アジの仕掛けなんて100円の安売りのを買っとけばOKと思っていたへた釣りにアジだって仕掛けが大事だってことを教えてくれた仕掛けである。糸は幹、枝とものフロロ2号、全長2.1メートルで80センチ、145センチのところから枝スが出ている。枝スは15センチと市販のアジ仕掛けに比べて10センチ短い。装飾はチモトに夜光のパイプ。
これまでも100円で買った市販仕掛けの枝スを切ってこの仕掛けに近づけていたのだが、時間に余裕があったので、完全に再現してみた。針の色も普段は金色を使っているが、銀色の「MARUTA KINRYU 新イサギ」という針に変えてみた。実はアジをちょっと真面目にやってみようと考えるきっかけがあった。10月13日に行われる「江戸前アジ釣り大会」に子供2号と出てみるつもり。300名も参加する大会なので上位を狙うほど身の程知らずではない。狙うは親子ペア、男女ペアが対象のペア賞。これならもしかしてがありそうな気がする。
著者: へた釣り