カワハギ地獄の閻魔大王様がFacebookに書き込んだ情報によると、「快適船シンカーRV(ラトルバージョン)」というカワハギ用の錘が9月末に発売される。色は夜光、ケイムライエロー、ケイムラゴールドの3種類。アワビ貼りブレードを装着するアイもある。たぶん3色そろえちゃう。
カワハギが音に反応して寄ってくるというのは間違いない。カワハギが餌を噛み砕く際の音を模したラトル音が出る「快適カワハギ集寄RV」を使うと、へた釣りが底でシェイク→両隣でカワハギが釣れたという経験を何度もしている。カワハギは臭いや音で餌の存在を認知するが、最後は目で餌を追って食いつくからそうなるのではと想像していた。シェイクして音をならす→カワハギが寄ってくる→揺れてる餌は食べにくい→すぐ近くに止まっていて食べやすそうな餌を発見→両隣でカワハギが釣れる、という流れではないかと。足元のカワハギを奪い合ってる最中に利他的なことをしても意味がないと快適カワハギ集寄RVは一昨年に封印した。
なのにどうして、快適船シンカーRV(ラトルバージョン)を買おうとしているかというと、昨年から宙釣りで釣ることが多くなったから。両隣が釣れたのは、同じように底を攻めていてすぐ近くに両隣の人の止まっている餌があったからだ。昨年からやっているのは宙で叩き下げて錘が着底する前にクワセたい(できてないけどw)という釣り。ラトル音が鳴っている間は底にあるほかの人の餌から距離がある。ほかの人の餌と競合する前に叩くのを止めれば……虫のよい妄想だけど理屈では成立しているような気がする。ハギポンで臭覚と味覚を刺激し、アワビ貼りブレードで視覚に訴える。そして、快適船シンカーRV(ラトルバージョン)で聴覚をも。そううまくはいかないだろうけど妄想するのが楽しい。妄想を掻き立ててくれる釣具がうれしい。
著者: へた釣り