学生時代は予習なんてものやった記憶がないのだが、釣りに関しては予習大好きだったりする。7月下旬に初挑戦する標津沖の小突きカレイ。どんな仕掛けがいいのか分かってないんだけど、取りあえず東京の釣り具店で売られていた物をバリエーションをつけて3種類ほど買ってみた。
東京の釣り具店では時期も外しているせいもあり、シロギス用仕掛けコーナーの下などにちょこっとだけ売られているカレイの仕掛け。小突き用の仕掛けとなるとほとんど見つからないのだが、何店か釣り具店を巡って、3種類ほど買ってきた。よく分からない釣りの場合、外れないと信じているがまかつの仕掛けを取りあえず買うことが多いのだが、がまかつの仕掛けは見つからず。ダイワ、マルフジ、ハヤブサの仕掛けを1個ずつ買うことに。
ダイワのは「快適カレイパーフェクト仕掛けSS」という仕掛け。針はSaqSas加工されたD-MAXカレイ(マルチ)13号、ハリスは4号の物を選んだ。幹糸は黒色のハリスを縒り合せて作ってあり、仕掛けの先端にいくほど細くなっているテーパーライン仕様。3本針で全長70センチだ。「大型漁礁&むつ湾」用と書いてある。釣りに行くのは北海道でむつ湾ではないけれど、刺さり抜群の針がアワセの未熟さを補ってくれるのではと期待している。天秤から一番上の針までの長さは20センチと、3つの仕掛けの中では一番離れている。取りあえずこれを先発させてみる予定。
マルフジの「別誂カレイ 早業替針」は幹糸8号、ハリス4号の2本針仕掛け。全長が50センチと短いので小突きにバンバン反応してくれるような釣況になれば投入しようと考えている。2本針なので手返しはかなりよくなると思われる。オレンジ色のパイプが仕掛けのあちこちにいっぱい付けられており、カレイを寄せるにはオレンジが鉄板カラーなんだと思われる。なんと針までオレンジ色。幹糸が8号もあるのは、強度を出すためではなくカラミ防止のためかな。
ハヤブサは「誘撃カレイ 上鈎付き」というのを買ってみた。天秤以下の吹き流し部が2本針。天秤とスナップの間に上鈎と呼ばれる針が胴突き仕掛けのように出ている。仕掛けの全長は90センチだが、天秤より先は60センチなので魚信が出にくいということはないと思う。上鈎は大きなカレイが食いついてくる可能性がある針であるらしい。シロギスでも良型は少し浮いており胴突き仕掛けで狙いやすいと聞いたことがある。カレイも良型は少し浮いているのかな?
どういう仕掛けが標津沖のクロガシラカレイ向きなのかよく分かってないが、投げ釣りで釣った経験では体型や口の大きさなどはマコガレイとよく似ている。上の3種類の仕掛けがあれば取りあえず釣りにならないってことはないような気がする。もしダメなら北海道の師匠に仕掛けを分けてもらおう。餌は船宿で買うアオイソメ+東京で買ったイワイソメを持って行くつもり。
著者: へた釣り