ダイワから2014年のカワハギ竿新製品が発表された。目玉はAGS採用で本体価格6万円を切った「極鋭カワハギ レッドチューン AGS ボトム」。底釣り用の竿が欲しいので、猛烈に気になるのだが、まだ少し手を出しにくい価格帯だなぁ~。「メタリア カワハギ MMH-175」なら買える値段だが…。
気にはなるけど買えないのがダイワのカワハギ竿だったりする。竿を穂先、穂持、胴、バットの4つのパートに区切ってそれぞれの堅さを1344だとか2554だとかといった具合に表記されるのだが、じゃあ今使っている閃迅カワハギ極先調子はダイワの表記だとどんな4つの数字の組み合わせになるのかの想像がつかない。違う調子の竿を買うつもりが同じような竿をもう1本になってしまうのではないかという怖さがある。ダイワの竿同士の比較でもうまく理解できてないという問題も抱えている。1234や2555など極端なモデルならこういうことなんだろうと想像くらいはできるが、1344と1354の違いはと言われるとよく分からない。
今回発表された「極鋭カワハギ レッドチューン AGS ボトム」は1354と表記されている。「最先端部のしなやかな穂先から急速に張りを持たせた穂持ちにつながる」と説明されていた。既存のAGS搭載モデルである「F調子(1245)とA調子(1344)の中間ともいうべき、食い込みの良さとコントロールの絶妙なバランス設計」というあたりでへた釣りの頭はそろそろ追いつかなくなってくる。多くのカワハギ釣りの達人さんたち愛用の竿なので、間違いなく釣れる、それも底釣りに使えば最高の竿なんだろうけど……誰か分かるように説明してぇ~~~~~と製品の解説ページを読みながら頭を抱える。これくらい自分で理解できなければ極鋭を使うには経験不足って言われてるような気分になっている。
「メタリア カワハギ」シリーズには、H168とMMH175、スピニング170という3モデルが追加される。こちらは極鋭に比べると分かりやすい。H168は宙釣り用で自重66グラムという超軽量モデル。MH175は既存モデルのMとMHの中間の調子になっているオールラウンダー。電車釣行に便利な2ピースモデルになっており、仕舞寸法は122センチ。AIR SENSOR SEATというリールシートがデザイン的にも格好よいし、感度も強度も従来モデルよりよくなっているようだ。値段は4万円以下なのでダイワのカワハギ竿の最初の1本にどうぞってことかな? スピニングモデルは普通の釣り方がもう少しちゃんとできるまで見なかったことにする。
著者: へた釣り