Facebookにて誰のエントリーなのか忘れてしまったが、「釣りキチ醤油」の写真が掲載されていた。食いしん坊の琴線に触れたどころかハードロックばりにかき鳴らしてくれた。美味しくお刺身を頂くにはお醤油も美味しくなくちゃね。青物、白身、イカ用の3本セット。この誘惑には勝てない。
大阪生まれのへた釣りは、お刺身はお刺身用の醤油で食べるものと信じていたのだが、北海道出身の妻1号にはそういう習慣はない。釣りを始めたころにお刺身用にと買った湯浅(和歌山)のたまり醤油は「普通の醤油で食べた方が美味しい」と却下されてしまう。以来、お刺身は普通の濃口醤油で食べることに。それでも十分美味しいので、別にいいんだけど……お刺身はお刺身用の醤油で食べればもっと美味しいと思う。妻にそのことを知ってもらうために、「釣りキチ醤油」買っちゃうか!! 消費税が上がったばかりだというのに贅沢な買い物衝動を抑えられない。
青物専用は再仕込み醤油を青物独特の血なまぐささを抑えるように味や香りを調整してものであるらしい。白身専用は素材にこだわり木桶で熟成させた濃口醤油。くせがないので白身魚のうまみを引き出すそうだ。イカ専用は醤油にみりんとダシを加えた出汁醤油。各150mlの3本セットで1902円。出雲のお醤油屋さんなので関東までの送料が別途880円かかる。1個だけ買うと割高感があるので、子供たちがワカサギ釣りでお世話になった北海道の師匠へのお礼にもう1セット買おうかな? 北海道の師匠がこの醤油でお刺身を食べると美味いと言ってくれれば、妻1号も改心するに違いない。
著者: へた釣り