さ~らば洲の崎よ~また来るまでは~♪しちゃったから、いよいよマゴチの開幕である。マゴチほど開幕を迎えるにあたってドキドキする魚はない。アワセるタイミング覚えてるかなぁと不安なのがその理由。目標は威勢だけよく3安打の猛打賞。本心はボウズだけは勘弁してねぇ~。
マゴチは羽田・かみやのデカッw船長のお世話になる。デカッw船長とは、オニカサゴではどうも相性が良くなかったが、オニカサゴはオニカサゴ、マゴチはマゴチなのできっと大丈夫。ちなみに「デカッw」というのは極小サイズのマゴチを釣ったときの船長なりのなぐさめの言葉…なんだと思う。餌の付け方を思い出して、タナの取り方のメモを読み返して、死角はない? 本当は死角だらけなんだけど、腕は急にはよくならないので、今できることをやる。あと、マゴチが掛かったら竿を45度にキープしてリールを巻くのを忘れないようにしないとね。
マゴチ釣りに新兵器はない。餌は活きたサイマキエビなので加工できないし、鋳込みテンビンに1本針なので余計なことをしようがない。アカクラゲ対策に「これならきれいに取れますよ~」と教えてもらった薄いスポンジとテッシュペーパーを持って行くくらいかなと準備をしていたら……あ、新兵器……買ったのを忘れてたけどあった。くじ引き券欲しさの値段合わせに買ったささめ針の「マゴチ専用」という針。エビブラウンという色でコーティングされている。マゴチが針の色を気にしているかどうか知らないが、カモフラージュカラーの針でへた釣りはよく釣れるのである。
著者: へた釣り