カワハギ釣りを始めた頃、よく行っていたのが浦安・吉野屋。そこの船長オススメの竿がサクラの金剛激という竿だった。実際、吉野屋で激使いと言われていた人たちの釣れっぷりはすさまじく、カワハギ魔人と心の中で呼んでいた。そんな魔人御用達の竿に「雅」なるカスタム版が登場する。
「ホソ・カル・ピン 金剛 激 カワハギ竿 雅」という名前であるらしい。ホソ・カル・ピン 金剛 激 カワハギをベースにフルカスタムオーダーメイドで完全受注生産される竿ってことみたいだ。「『激』の中の『激』雅 登場!」とサクラのカタログに紹介されていた。フィッシングショーOSAKAで試作品が公開されたらしい。「お客様からのアイデア」でカスタマイズ可能だというが、要望をだせるほどの知識も腕もないので、横浜の国際フィッシングショーで試作品だけでも触らせてもらおう。お値段も7万円~だから手が出ないしね。
へた釣りが欲しい竿は、シーズン初期の浅場でのカワハギ釣りに使えそうな柔らかめの竿。ゆっくり聞き上げてくると自動的にフッキングしてくれるのが希望なのだが、サクラのカタログにもう一竿、気になる竿を発見。「テレフィック カワハギ竿178」は、「“激”に比して柔らかく、懐のある曲がりを見せる穂先が特徴」と説明されていた。テレフィックは「Technological(技術革新による) Resonable Price(妥当な価格) High Qualiaty(高品質)」と「Terrific(凄い)」を掛けたネーミングであるらしい。サクラのカワハギ竿は魔人向けの激硬調子というイメージがあるので、柔らかい穂先と言われても鵜呑みにできないが、定価2万9800円なら手が出ない価格帯ではない。購入を検討している「ステファーノ攻S175」や「極鋭カワハギ1234」に比べて圧倒的に安い!! 来季新調する予定の柔らかいカワハギ竿の候補の1つとして、フィッシングショーで触ってみるのが楽しみだったりする。
著者: へた釣り