メバル釣りには放射温度計を持って行っている。海水面の温度なので、必ずしもメバルの生息する底付近の海水温が測れているわけではないが、11度なら好調、10度でまぁまぁ、9度になると不調という傾向があった。東京湾奥の海水温に最も影響を与えるのが雪。これ以上降るなぁ!!
雪といっても東京湾の海面に直接降った雪よりも、その後河川から流れ込む雪解け水の影響の方が大きいと思う。昨年でいうと2月13日と19日に雪が降り、以降3月になってもメバルは5匹釣れればいい方という状況になってしまい一時撤退した。水温は8度台だった。東京湾に注ぐ川の上流部に積もった雪が数週間かけて少しずつ流れ込み、水温が一向に上がらなかったんだと思う。で、本日の大雪。この影響ってやはり数週間くらいあるんじゃないかと思われる。
悪いことばかり考えても仕方がないので、冬場の東京湾の海水温が上がる条件を調べてみると、どうやら北風の強風が吹くと上がるという傾向があるらしい。南から入ってくる温かい上げ潮と北風によって南に押し下げられる低水温の海水がぶつかって激しく撹拌されるからという理解でいいのかな? 2014年のメバル開幕日の水温は11度あった。しばらくは雪のせいでかなりの水温低下が起こることは間違いない。せめて10度に水温が回復するのはいつかな? 雪解け水の影響が薄らぎ、上げ潮の時間に北風強風が吹くの待ち?
著者: へた釣り