手に入れたいとなるといてもたってもいられない駄々っ子なので、人間様用の「無添加 東沖戻り鰹のハラモ(ハラス)5枚」を買ってしまう。630円+送料と安くはないが、釣具店で見たカツオのハラモも1880円だったのですごく高いとは感じない。餌としてダメなら自分で食うからいいもん。
お昼休みにキャスティング日本橋店へ。冷凍庫の中をいろいろ物色してみると、アナゴの切り身、イイダコ、ヒイカ、ホタルイカ、鮭皮などオニカサゴの餌になりそうな物はいくつかあった。アナゴの切り身はオニカサゴ用には少し小さすぎるような気がしたのでパス。鮭皮は昨年釣れなかった記憶しかないのでスルー。イカやタコはヒラヒラ動かしてアピールしたいというコンセプトから外れるので今回は見なかったことにする。冷凍庫を隅から隅まで見ていると下の方に「カツオのハラモ 1880円」という値札を発見。売り切れだった。それでも、カツオのハラモが近くの釣り具店で手に入ることが分かっただけでも一歩前進。
で、会社に戻って仕事…どころではなく、やっぱりカツオのハラモ欲しいなぁ~ってことばかり考えていた。Amazonで検索……あるじゃん、カツオのハラモ…釣り餌用じゃなく人間様用だけど。「無添加の東沖産かつおのハラス(腹の部分)。するめなどと同じように火にあぶって、少し醤油をたらしてもGOOD! お酒のアテに最適。たまりません!!」。5枚入りで630円+送料700円。2つ買うと1260円+700円で1960円。キャスティングで売り切れていたカツオのハラモが何枚入りなのかは定かでないが、10枚ならお試しにちょうどいいので、オニカサゴより前にへた釣りが「無添加 東沖戻り鰹のハラモ(ハラス)5枚」をリアクションバイト!!
さて、問題は人間が食べる用の物だってこと。塩で締めたりして釣り餌として使えるように加工しなくてはいけない。アサリの締め方はなんとなく分かっているのだが、身餌に適量な塩の量ってどれくらい? 塩だと締まりすぎるから味の素で締めれば失敗しないと聞いたことがあるような…ないような……。まずは5枚を味の素だけで加工してみて、うまくいったら残りの5枚は、アミノ酸増し増し「鬼殺し」実験でもしてみようかなぁ~と。カツオに含まれているアミノ酸はヒスチジン、リジン、ロイシン、アラニン、アルギニンの順に多いみたい。
著者: へた釣り