アマダイ仕掛けに親子サルカンって必須?と悩みを書いたら、SNS経由でいろんな人がアドバイスをくださる。至った結論は……あった方がいいって人の方が多かったので付けることに。天秤から枝スまでのハリスを張る効果があるってことなんだろう。悩みは解消したので作り始めた。
剣崎沖や久里浜沖で実績のあるハヤブサの「アマダイ フロロカーボン仕様」。全長、枝ス長や枝スを出す位置はこれと全く同じにした。違うところは針が刺さり抜群「チヌR」になっていることとひかり玉をなくして補強を兼ねてUVレジンでチモトを補強してあるってことだけ。市販仕掛けと同じならわざわざ作らなくてもという気もするが、チヌRを使ってみたかったというのが正直なところだ。手順は針を結んで、ハリスの長さを決めて親子サルカンで接続していくだけ。針さえ結べれば割と簡単に作れる。枝スの長さとか親子サルカンまでのハリスを太くしてテーパー仕掛けにしてみるとかいろいろ工夫の余地はありそうだけど、最初なので市販品をお手本にあまりアレンジしないことにした。
市販仕掛けとの違いの1つが針の色。チヌRは黒色しかない。市販の仕掛けの多くは金か銀(無垢)のことが多く、水中でのアピール度はちょっと下がってしまうのかなぁ? でも、針といってもそのほとんどの部分はオキアミに刺して隠れてしまうものなのであまり気にしない。チヌRの弱点は表面のコーティングがツルツルすぎてチモトのすっぽ抜けが発生しやすいこと。チモト抜けを防ぐために、UVレジンの夜光でチモトを固めた。目のような蛍光オレンジの点を打つのはウィリー五目で実績のあるおまじない。
表面がツルツルすぎるせいで、ケン付き針の代わりにフロロ0.8号でオキアミが取れにくいようにヒゲを作ろうとしたのだが、どれだけ締めこんでも思った位置でヒゲが止まる様子もなく断念した。オキアミは「オキアミ職人」でちょっと締めて外れにくい硬さに調整してから使うようにしよう。ちなみにこのピンクの液体…深場の釣りでなんとなく釣果が上向くので愛用していたのだが…「ニンニクエキスとアミノ酸」が主成分だってことに気付いて、これはもう手放せないかもwww
もう1つ、チヌRにはヒネリがあることもちょっぴり気になった。ヒネリなしの方がオキアミがまっすぐ付けられて海中でクルクル回らないらしい。針のヒネリがあるくらいでそんなにクルクル回るものなのかな?って気がする。あまり気にしないことにしよう。沖のウィリーでもヒネリありのチヌ針を使っているしね。オキアミをまっすぐ付けるのはアマダイ釣りで一番大事なことだと認識はしている。ヒネリありのチヌRにまっすぐオキアミを刺すように細心の注意を払うことにしよう。
著者: へた釣り