羽田・かみやのLTアジ釣りプチ大会に。目標は「かみや一LTアジ釣りが下手な男に俺はなるっ!!」だったのだが……同船した12人中、数では後ろから5番目。サイズ(2匹合計長)で後ろから3番目……ほんまにかみや一LTアジ釣りが下手な男になっちゃったかも。席は有利だったのにぃ!!
朝起きて天気予報を確認すると、横浜で風10メートル~15メートル。あ~あ、と思ったが、アジは少し海が荒れているくらいのときの方が活性が上がるので、船酔いしないことを願って家を出る。ラッシュガードに短パン、サンダルの夏支度で家を出た。風が強く吹いている。少し肌寒い。ウインドブレイカーを取りに戻るかな?と一瞬考えたが、電車に乗り遅れるとまずいのでそのまま出撃。
大会の受付で、しゃちょう船長とデカッw船長のどちらの船に乗るか悩む。かみやの大会ランキング上位の達人さんたちがほとんどデカッw船長の船を選んでいるのを確認して、当然、そんな船は回避してしゃちょう船長船に。アジ釣りなのに右舷の胴が空いていたので、右舷の前から3番目、後ろから4番目に釣座を決める。船長からのアナウンスは「40分ほど走って本牧を目指します」。海はよろしくない。まだ白波が立つというところまではいってないが、少し舳先が海面をジャンプする感じ。船は川崎沖をすぎ、鶴見川に至る前に急に止まる。「予定変更。シーバースが空いているのでやってみましょう」。
メバル釣りのように船をぴったりストラクチャーに寄せて、釣り開始。根掛かりしないように底から1メートルすぐに切ってコマセを振り出し、50センチ巻いて軽くもう1振り。さらに50センチ巻いて魚信を待つ。2度目の仕掛け投入で早くも魚信があり25センチ弱のアジ。船中初アジを釣ったので幸先いいかもという喜びもつかの間、船中にわかに活気づきバタバタバタとアジが釣れだす。38センチの大物が艫であがり、すぐ右隣でも30センチ超えの良型。へた釣りもおいてけぼりにならないくらいは釣れるのだが、なぜか25センチ弱のサイズばかり。開始2時間半で13匹。サイズもまずまず。普段なら大喜びしているとこなのだが、サイズ勝負の大会で周りで何匹も30センチ超えを見せられると、喜べねぇ~~。
シーバースで魚信の間は空くようになったので、船長は移動を決断。悪夢の東京湾アジを探して漂流が始まる。鶴見沖、大黒沖、本牧海釣り公園沖と、何度もスピードを落として魚探でアジの群れを探してくれたのだが、めぼしい反応が見つからないらしくストップ&ゴーの繰り返し。このころから風がかなり強くなってきており、飛沫は被るし、船はグラグラするしで、船酔い体質のへた釣りには相当つらい。ようやく船が止まったのは40分後。でも、数投して撤収。南本牧周辺をうろちょろするも数投して撤収が続く。釣れたのは小さなアジが1匹だけ。
結局もう一度最初のシーバースに戻ることに。船酔いでちょっぴり胸の悪くなったへた釣りはここで痛恨のエラー。リールのトラブルに気づかず仕掛けを投入してしまったため、高切れ。お気に入りのワンタッチビシライトを海に捧げる。最後まで粘り強くが信条なのに、これで気力が尽きた。揺れる船の上でリールの穴にラインを通すのに一苦労してやっと釣りに復帰できたと思ったら、わずか数投で沖上がりの時間に。一応大きいのを2匹選んで計測してもらった。26.5センチと24.4センチで合計50.9センチ。あっか~~~ん。
著者: へた釣り