リアランサーLTアジを使って以来、このシリーズのファンになってしまった。「リアランサータチウオ」が猛烈に気になっている。「タチウオ専用ロッドとしてのパフォーマンスを最大限に求められるスペックに照準を絞った」設計の竿らしい…このシリーズのもう1つの特徴は説明文の読みづらさw
下手くそほど、いい竿使え! これが堤防からのクロダイ釣りで学んだ鉄則である。安い入門用の竿だとクロダイと喧嘩になりハリスを切られてしまうシーンでも、それなり以上の竿(へた釣りの場合、宇崎日新のゼロサムシリーズ)なら、竿が魚を浮かせてくれる。クロダイと喧嘩にならないように、竿が仲裁しようと頑張ってくれるのが分かる。竿が頑張ってくれるから、釣り人に余裕が生まれ、結果、魚を手にする確率が上がる。
そんな経験則から、「釣れないと竿や道具のせいにする」と自嘲的な但し書きを付けながらも、うまくいってない釣り物ほど「この竿欲しいなぁ~」と書くことが多い。タチウオもうまくいってない釣り物の1つ。魚信は出せるのだが、なかなか針掛かりに持ちこめず。酷いときには32打数1安打で二軍落ちどころか自由契約選手。タチウオ釣りのもう1つの悩みは、日によってポイントとなる水深が変わり、何号の錘が使える竿を持って行けばいいのか、さっぱり分からなくなる。分からないから行かなくなるという悪循環を起こしている。
で、気になる「リアランサータチウオ」。M210とMH195と2モデルあるが、M210が錘負荷40~120号、MH195が錘負荷50~120号。M210は「モタレを表現する繊細穂先はタチウオに違和感を与え難い。低活性時でも長時間エサを追わせ続けられる柔軟#1調子設定」と説明されている。一方のMH195は「数ミリ単位の仕掛け操作を可能にし多様な誘いの演出が可能。緩急の利いた誘いでアタリを出させるための1本」であるらしい。数ミリ単位の操作はできないので、LT~深場タチウオまで対応するM210が購入候補かな?
著者: へた釣り