釣魚図鑑を眺めていると、図鑑に載っている魚の半分以上はクリア済みなんだけど、それでも、あっ! この魚人生初♪な魚とまだまだ出会うものである。GW伊豆合宿でも、何種類かの人生初を釣ることができた。一番うれしかったのはマハタ。25センチと小ぶりだったけど、お刺身で頂く。
ウィリー釣りが大好きな理由の1つが、いろんな魚が釣れるからだったりする。タナを固定せず、5メートル~10メートルくらいの幅で仕掛けをたえず上下させているため、底近くにいる魚も釣れるし、底近くで釣れた小型の魚に食いついてくる魚もいたりして、タナでじっとしているよりもいろんな魚が釣れる。
同じ船で釣れているのは何度か見たことがあるのだが、へた釣りの竿にはどうしたことか一度も来たことがなかった。白身の高級魚だってことは知っているが、果たしてそのお味は……お刺身にしたのだが、25センチと小型であったためまだ脂が乗り切っていなかったようで、さすが高級魚!と大喜びできるほどではなかった。もっと大きなのを釣って食べてみたいなぁ。
底を切って1シャクリ目で食いついてきた。巻き上げ中に抵抗が弱まったので、ウッカリカサゴか何かかなと思っていたら、海面に浮きあがってきたとき、その体色からアカイサキだと勘違いした。船に取り込むと体型からカサゴの仲間だと分かる。体長30センチ弱。煮付けにして食べたが、カサゴの方が美味しいかなぁ~と感じた。
アマダイ釣りのゲストとして、食べて美味しい魚だと知っていた。一度針掛かりさせたことはあるのだが、海面バレしてしまい、釣りあげたのは今回が初めて。アカボラは俗称で正式にはヒメコダイというハタの仲間である。15センチくらいの小型だったので、天ぷらで頂く。皮ぎしの脂が美味と聞いていたのが、これもサイズが小さすぎて脂の乗りはイマイチ。
イトヨリダイもアマダイ釣りに混じることがあると聞いていたのだが、釣ったことがなかった。アマダイほどではないにしても高級魚で旅館で食べたことがある。体長15センチないサイズなので、干物にして食べる。白身の癖のない身は干物にしても結構美味しかった。40センチくらいにまで大きくなる魚なので、大きいのを釣っていろんな料理法で食べてみたい。
な~んか赤い変なのが釣れたなぁ~と取り込んでみると、体型やヒレの形はお邪魔虫のスズメダイそっくり。でも、こんなきれいなオレンジ色~黒褐色へとグレデーションしていくド派手ななスズメダイは初めて釣った。調べてみるとコガネスズメダイという種類であるらしい。これはさすがに持ち帰らずにリリースしたので、味は不明。
著者: へた釣り