本日、へた釣り家釣り大会。早掛け賞と大物賞の賞品を用意し、子供たちが釣果を競う。勝っても負けてももらえる賞品は決まっているのだが…それでも真剣に釣りをする動機にはなる。やはり負けるのは悔しいものであるらしい。今回は妻1号とともにテトラに突撃した子供2号が気合勝ち。
毎日のことだが日の出とともに堤防に立つ。風なし波なし、暑すぎず寒すぎずな超がつくほどのいい日和なわけだが、いい日和が釣り日和とは限らない。海の様子を見て、あんまり期待できないなぁ~と思ったら、案の定、渋い。子供たちが来るまでウキフカセで時間をつぶしていたんだけど…いきなりベラ。その後はしばらくウキに全く変化のない時間。ようやくコマセにメジナが反応し始めたと思ったら今度はウキが10センチくらいだけ海面から沈んで餌だけなくなり続ける。クロダイの気配も時間もないので、針のサイズをグレ針の4号に落として無理やり針掛かりさせてみると、見事なまでのコッパメジナ。釣れてくるのはコッパのみ。それもすごく真剣にウキを流してなんとか釣れるって感じ。これはどうしようもないなぁ~と思っていたところで妻1号&子供たちが合流。
粘ったところでなんとかなる気がしないウキ釣り用の竿をすぐにたたんで、子供用の穴釣りタックルを用意する。大会開始だ。子供たちは昨日の練習でそれぞれ目星をつけていた穴に仕掛けを送り込む。ものの10秒もしないうちに、子供2号が超小型のムラソイゲット! 早掛け賞を最初に受け取る。黄色のプラスティック製の表紙が付いたノート。喜んでくれるかなぁ~と大いに不安だったのだが、「か~わいい♪」との反応に、よかったぁ~♪ 続いてまたも子供2号が小型のムラソイ。妻1号が付きっ切りで指導しているおかげか?
釣りの腕だけなら子供1号の方が上のはずなのだが、なかなか1匹目をゲットできず苦戦。へた釣りが「こっちの穴の方がいいんじゃない?」「餌はイワイソメよりオキアミがいいんじゃない?」などと余計な口を出すもんだから釣れないのか? 子供2号が根掛かりでロストした仕掛けを作り直していると、「釣れた~~♪」という子供1号の声。小ぶりながらもカサゴを釣り上げ、開始15分にしてようやく早掛け賞クリア。やっと、池山田剛の漫画を渡せてへた釣りもホッとするw
残るは大物賞。目ぼしいケーソン際のポイントは攻めつくしたので、ちょい投げの道具を用意する。イワイソメを付けて投げれば、あわよくばクロダイ、あわよくなくてもベラかカサゴは釣れるだろうと判断。子供1号が15センチくらいのベラを釣り上げ、大物賞の暫定首位に。子供2号もちょい投げでヨロイメバル(だと思う)をゲットする。ちょい投げではポツポツ魚信があるのだが、サイズアップする気配はない。「ベラで大物賞なんて盛りあげらないなぁ~」と言わずもがなな本音が漏れてしまう。
子供2号と妻1号はテトラに降りて竿抜けしている穴を狙う。子供1号はサンダル履きで危険だったので断念しちょい投げで大物を狙う。へた釣りは仕掛けの作成担当なので、ケーソンの上を動けない。「パパ~~~~♪ メバルゥゥウウウ」。日が昇りきったあとなので、どうせカサゴの見間違いだろと思って見に行くと、確かに20センチを少し超えたサイズのメバルだった。暫定首位が入れ替わる。その頃の子供1号はちょい投げの竿にちっとも魚信が訪れず、サンダルを釣って「大物賞♪」と遊んでいたのだがら逆転は無理。妻1号が22センチのカサゴ、子供1号はベラ、子供2号は20センチのメバルと18センチのムラソイを検量し、獲物を手に持ち写真を撮ったら大会終了♪ 妻1号は信長のシェフ。子供1号は池山田剛の2冊目、子供2号は水玉模様のシャーペンを無事ゲット!
著者: へた釣り