天然のウナギが減少し、シラスウナギの捕獲量も減って養殖ウナギもそのうち食べられなくなるのではというお話。一方でウナギツボなる道具が釣り具店で売られていたりするので、獲ってもいいのものなのか? ツボで獲るのには興味ないが、釣ったことないので1匹だけ釣ってみたいかも。
ウナギ針なる針がちゃんと売られていたのでどうやら釣ってはいけない魚ではなさそうだ。ウナギは夜光性なので夜釣りで、中通し錘を使った投げ釣りで狙うものらしい。餌はミミズがいいみたい。日没から2時間くらいが時合のようで、川の淀み(流れの速い場所にはいない)にぶっこんで、粘り強く待つ。雨が降るなどして水が濁っている日の方がチャンスみたいだ。うなぎ針さえ買えば、投げ釣り用の道具を流用すれば、釣れる釣れないは別にして簡単に始められそうではある。
どこに行けば釣れるの?と調べてみると、多摩川でも狙えるようである。多摩川遊漁券を購入(ウナギは1日1000円、年券5000円)すれば釣ってもいいようだ。ウナギに関しては26センチ以下はリリースするという決まりがある。ネットで探せばウナギの有力ポイントの情報も手に入る。でも、規約をよく読むと夜釣りは禁止と書いてある……う~~ん、多摩川じゃダメかも。神奈川県南部や千葉の川でも釣れるらしいけど、電車でしか行けないので、ちょっと無理かな?
ウナギは釣ったことはないが、捕まえたことはある。近くの川の漁師のおじいさんのお手伝いに川で遊んでいるところを小学生低学年のときに駆り出された。護岸の岩と岩の間にドジョウを巻き付けた先に針が付いた針金を差しこんで探っていく。小学生低学年のお仕事は針にうまくウナギが掛かったら麻布の口を広げて差し出すことだった。ときどき針に掛けそこなったウナギが川に泳ぎ出てくることがある。それを小学生チームみんなで囲んでなんとか捕まえるのもお仕事。泳ぎでたウナギを捕まえるのに成功するとお駄賃として50円貰えた。父の仕事の関係で1年半だけ住んだ高知市の神田川での思い出。Googleマップで確認しても昔の面影はなくなっていた。今でもウナギいるのかなぁ?
著者: へた釣り