週一釣行連続記録を続けるために子供1号と一緒に品川フィッシングガーデンへ。タナゴを釣って楽しもうと思っていたら、タナゴは昨年夏の猛暑で全滅してしまったようで、現在はコイしかやってないとのこと。え~~~、コイじゃなぁと思ったがここまで来て釣りをしないという選択肢はない。
久しぶりに週末に夜更かしをして、目を覚ましたのは9時を少し回ったころ。窓の外を見ると……あれ? これなら釣りに行けたかも。明け方に雨がぱらついたのかアスファルトは少し湿っているが、風はさほど強くない。ベッドを抜け出し、Facebookを確認すると結構みなさん出撃されておられる。なんだかちょっと負けた気分www 気合が足りんかったのかぁぁぁあああああ!!と後悔するも、今さらどうなるもんでもない。昼少し前に子供1号と一緒に品川フィッシングガーデンに向かう。
家を出るとそろそろ風が強くなってきているようで、街路樹がザワザワと揺れている。コンビニの店員が店頭のノボリや看板を片づけている姿も見えた。品川フィッシングガーデンならビルの裏だし、屋根もあるしで少々の雨風なら大丈夫だろうと臆せずに向かう。SHINAGAWA GOOSの車寄せを登っていくと「→釣り堀→」という案内が見える。子連れ釣行の先客の姿も確認できた。受付にて、「タナゴを2人で」と告げると……。
「タナゴやってないんですよ」。へっ?である。どうやら昨年夏の猛暑でタナゴが全滅してしまったようで、再開の目途は立ってないという状況らしい。「コイなら釣れます」。……釣り堀のコイ釣ってもなぁ~と一瞬思ったが、ここまで来て釣りをせずに帰るというわけにはいかない。週一釣行連続記録もかかっていることだし、ウィリーの代打にタナゴのつもりが、代打の代打でコイ釣りをすることに。練り餌をつけてのノベ竿でのウキ釣り。何が苦手ってこれほど苦手な釣りはないのだが、ま、しゃーないか。
最初は餌を大きく付けて魚を寄せるつもりで仕掛けを打ち込んでいく。ハリスがなじむとウキがピョコピョコ。ウキが水面から消え大きく引き込まれるのを待ってアワセる……空振り。空振り。空振りで3球三振。難しい。子供1号が「これっていつアワセるの?」と怪訝な顔して聞いてくる。「そんなもん知らん。分かっていれば釣っている」。父娘でウキがピョコピョコ動いているのを眺めながら、空振り。空振り。空振り。こういう魚信がでるのはウキ下が長いのかな?と思い、ウキの位置を変えていくと、ようやく針掛かり。釣り堀のコイごときにこの顔…自分でもどうかと思うが、空振り続きでようやく手にした1匹目にどや顔。
子供1号の竿のウキ下も調整して、ここからはまぁ、順調に釣れるようになった。仕掛けがなじめばすぐにウキが上下し始めるので、あとはアワセるタイミングだけ。コイの活性にもよるのだろうが、ウキが水面から消えて、1秒くらい経ってもウキが戻ってこないのを確認してからゆっくり竿を聞きあげるって釣り方でいいような感じだった。強いアワセはすっぽ抜けの原因になるのでしない方が針掛かりさせやすかった。子供1号は次第にコツをつかんで、怒涛の追い上げ。あわや逆転されかけたところで、タイムアップ。釣り堀のコイなんてと甘く見ていたが、餌の大きさとか硬さ、ウキ下の調整、アワセのタイミングと考えることが意外に多く、ムムムッって感じだった。
著者: へた釣り