釣りにハマってからすっかり×社員化しつつある今日このごろ。ここまできたら、週末限定解除して平日の空いている船で釣ってみたいという欲求が湧く。遠征で有給休暇は使い果たしている。どうする? 「Fakebook」という平日に仕事しているフリできる偽装工作アプリを作っちゃった♪
Facebookに常日頃からランチとか営業先などでの様子をアップするようにしておく。これが肝要。上司とはお友達になっておこう。上司はFacebookへの投稿を見て、「ふむふむ、へた釣りはちゃんと働いてるな」と確認できるように下工作をしておく。こういう日々の積み重ねが平日釣行の布石となる。もう1つ大事なのはスマホのGPS機能をOFFにしておくこと。GPSの座標は偽装できないので、Facebookのチェックイン機能は普段から使わないのが、平日釣行への道を拓くw
Fakebookをダウンロードしてインストールする。既にFacebookをスマホで利用しているなら、「インストール」「OK」と進んでいけばOKだ。いよいよ平日釣行を決めた前日。会社には直行直帰になることを伝えて、翌日分のランチ(ネットのウェブサイトから借用してもOK)や営業先の写真さえ用意しておけば……お昼時に「これからランチ♪」、夕方に「これから、取引先と飲み」と投稿しちゃえばOK。Fakebookなら事前に、時間指定してFacebookへの投稿を予約しておけるので、釣りに夢中になって投稿し忘れてしまった~ということもない。投稿ページを開いて、「投稿日時指定」から投稿予約したい時間を選んで、写真を「ギャラリー」から選択して「送信」すればOK。複数の投稿を同時に予約しておくこともできる。
Fakebookをバックグランドで走らせておくと、指定された時間に予約された投稿が自動で行われる。上司にしてみれば、いつも通りにランチを食べ、夜は営業先を接待しているように見えるはず。そのころ、へた釣りは東京湾の心地よい潮風を浴びて、一生懸命釣りに勤しみ、既に帰宅して釣った魚を美味しく頂いているという算段。平日だからきっと大漁しているはず。ただし、1つ制約が、上司がパソコンでFacebookを見ないというのが条件。スマホ上では何の問題もないのだが、パソコンだと投稿に「Fakebookより」と表示されちゃうのである。FacebookとFakebook…よく似ているので気付かれにくいとは思うけどw 念には念を入れるなら普段の投稿もFakebookからやっておくのがオススメかな。
Fakebookのもう1つの機能は自動「いいね」機能。「フレンドのウォール」に表示される友達リストから、見逃したくない投稿をする人をロングタップすると、自動「いいね」を設定という画面が現れる。これを選択すると、その人が新しい投稿をすると、10分以内に必ず「いいね」を自動的に押してくれるようになる。もともとは「いいね」を強要し、「お前はいいねは遅い!」なんて無茶苦茶なことを言うソーハラ(ソーシャル・ハラスメント)上司対策用に開発したのだが、実際に使ってみると、想定外の効能があった。気になる投稿をする人は全員自動「いいね」にしておくのがオススメの設定だったりする。
友達が増えてくるとタイムライン上ですべての投稿を追うのが厳しくなってくる。時間に余裕があれば、友達のウォールを呼び出して投稿を確認すればいいのだが、面倒くさい。取りあえず敬愛の念を込めた自動で「いいね」と表明しておき、時間の余裕のあるときに投稿の内容をチェックする。××さん(へた釣りには師匠が多いので見逃したくない投稿が多いのだ)のウォールチェックしなきゃ、というプレッシャーから解放される。取りあえずの自動「いいね」で時間を稼ぐ……こういう使い方、賛否はあるだろうが、SNSに張り付く余裕も習慣もないへた釣りはすごく便利だと感じる。
無料アプリなので、是非一度試してみてちょうだい。スマホ用のアプリをリリースするのは初めての経験なので、まだ不安定な部分もあり、仕様的にもブラッシュアップしたいので、ご意見、ご感想お待ちしてま~す♪ あ、Android端末専用(4.0以上推奨)なのでご容赦。iPhoneでは動作しません。
著者: へた釣り