以前、子供2号と一緒にアジを釣った写真を表紙に載せてくれた「釣場速報」の編集さんから「釣行記寄稿しません?」という連絡。「よろこんでぇ♪」と即答してから、う~~~んと悩む。釣りの原稿を適当に書き散らすのは得意だが……印刷物になる原稿となると…肩に力が入っちゃうw
雑誌(新聞?)に載るような釣行記を書くのってどんなこと考えて書けばいいのか……そのことを勉強させてもらうつもりで書き始める。これまでにも2度ほどスポーツ新聞に写真を載せてもらったことはあるが、記者さん相手にお話して、写真を渡してというだけで、記事は記者さんまかせ。ゲラのチェックだけして、「OK」って言うだけ。元・雑誌編集長の身としてはちょっと寂しかったし、ここのコメント拾って欲しかったなぁ~という余計な口出しを封印しなくてはいけないストレスもw
で、釣り同様、無駄に気合を入れて書き始めたわけだが、釣りの雑誌を読む人が記事にどんな情報を求めているのか、よく分っていないことに気付く。ブログの記事は自分が面白いと感じたことだけを書き散らかして書くことがなくなったら終わりという超フリースタイル。当然、文字数の制限もない。1日に4000~5000人くらいの訪問(セッション)数なので、波長が合う人だけ読んでくれればいいやっと好き勝手書いている。そんな風に書いた釣行記「東京湾初釣り2013は鬼退治。40センチ×2匹でどや顔全開だ!!」に何を足して、何を引けば、公称発行部数19万8000部の釣り雑誌(新聞?)の読者向けの原稿になるのか……久しぶりに編集者頭で考えてはみたのだが…う~~~む。釣り雑誌の読者が釣り雑誌に何を求めているのかつかみ切れてない。
結局、編集さんに「記事を書く際に盛り込む(と望ましい)項目」を教えてもらい、なんとか原稿は完成。たぶん、1月25日発売の「釣場速報 関東版」に載せてもらえるんだと思う。編集(かつての上司を含む)からディレクションを受けて原稿を書くという作業は実に20年ぶりだったので、懐かしくも新鮮な作業だった。というわけで、へた釣りの釣行記が掲載されている号だけ売れないというのは嫌なので、臆面もなく書くと、買ってくださいwww 元のブログ記事と読み比べると、苦心のあとが見られて面白いかもですよ~~~♪
著者: へた釣り