今日も朝から。気温と海の様子を確認しにまずは外へ。風なし波よし…寒い。筋肉が硬直するような寒さ。たっぷり着込んで、日の出とともに出撃! 本日のテーマはちゃんとポイントを作ってクロダイ一本勝負のつもりだったが…標的見えず。やる気という名の燃料切れで帰投を決断。
堤防で見る2013年最初の日の出。自然が相手の釣りに関しては信心深いへた釣りは手と手を合わせて、釣らせてくだせぇ~海の神様ぁぁぁぁああ。コマセをテトラ際と足元にたっぷり打って、コマセが流れてたまるはずのポイントに仕掛けを入れて流してみる。反応なし。釣りに関しては信心深いだけでなく執念深くもあるので、1時間半ほど同じ戦術でクロダイが食ってこないものかと粘ってみたのだが、ついぞ一度も餌を取られることなく撃沈。
ウキコマセで餌が残るときは大物予告発生中でもあるが、仕掛けを流しているポイントに魚が全くいない可能性も。開始から1時間半経って全く埒が開きそうにないので、一度だけと自分に言い訳して、コマセを直接入れているテトラ際に仕掛けを流してみる……あれ? 餌が残ってくる。水温が下がりまくって、クロダイどころか寒さに強いはずのメジナですら口を使わない状態? 一度だけのはずが、何度もテトラ際を流して、コマセをウキに被せて打って、なんとか本日1匹目のコッパメジナ。
体の奥から冷えるような堤防の上で魚信なしで粘ろうという気にもなれず、クロダイ一本勝負は諦めて(釣れる気がしない)、メジナ狙いに切り替える。昨日はコッパなら1オキアミ1メジナの入れ食いだった同じポイントで3、4流しで一度ウキが沈むかどうか。しかも低水温なので、ウキが10センチくらい沈んだだけでそのまま戻ってくる寒グレモード。ポツリポツリとは針掛かりするが、頑張って釣る甲斐のないサイズばかりで最大でもぎりぎり掌の20センチまで。
諦めどきに悩んでいると、漁師さんの船が堤防のすぐ前で漁を始めたので踏ん切りがついた。でも、このままではご飯がないので、カサゴでも釣ってみるかと、穴釣り用の道具を伸ばす。昨日、子供たちが攻めきれてなかったポイントに仕掛けを入れてみると、コマセを食べ過ぎたのか、でっぷり太ったムラソイが釣れる。といってもキープサイズには程遠い大きさだったので、ここで燃料切れ。道具を片付け、温かい部屋に帰ることにした。どうして、そんなに諦めがいいかって? 午後からヒラメ釣りが待っているからw
著者: へた釣り