サイズには恵まれたので満足だったが、LTアジの1日船に乗って9匹しか釣れないと、何かが悪かったと考えるしかない。釣っている人は15匹前後、竿頭は36匹も釣っている。何が違う? コマセカゴが小さすぎたのが数を伸ばせなかった理由ではないかと疑っているのだが…どうだろう?
へた釣りはYAMASITAの「ライトビシM40」というビシを使っている。船宿で借りるビシよりも丈夫だし、イワシミンチの出がよく、シャクっていても水の抵抗が小さいように感じるのでお気に入りだ。ただし、最近、べた底から1.5メートルくらいを50センチ刻みで3回シャクって、あと50センチ竿をスゥーと持ち上げて待つという釣り方に変えてから、2往復できずにコマセを撒き切ってしまうようになった。シルエットがスリムな分、詰められるコマセの量が少ないのだ。
シャクった直後にアジの魚信が出る高活性の日には何も問題はない。でも、11月25日の釣行のようにアジがなかなか口を使ってくれないときは。巻き上げ、コマセ詰め、落とし直しのタイムロスが辛い。釣れている人の釣り方を見ていると、コマセを撒いたあとはじっと竿を止めている(置き竿にしている)人が多かった。潮でポロリポロリとこぼれるコマセでアジを釣っている感じだろうか? その方が釣れるのだから、必死にコマセを撒いているのが馬鹿らしくもなる。
アジの活性がよいときは、これまで通りライトビシM40を使うとして、コマセの煙幕を作ってもそこにアジが突撃してきてくれないとき用に、もう少し大きなコマセカゴを用意しておくべきかも。竿頭だった人が使っていたコマセカゴの形を思い出して探してみると、「ステンアンドンカゴ」だったような。大々というサイズなら縦横52㎜×高さ157㎜もあるので、ライトビシM40の倍以上のコマセを詰められるはず。スナップサルカンに錘を装着して使うようだ。ビシと違って高い物ではないので、試しに1個買ってみよう。釣れないとコマセを撒くのをサボりだす子供用にもいいかもしれない。
著者: へた釣り