なんとかなってるような気がする。気がするだけかもしれないが、気がするってことが大事なんだ。アワビ貼りブレードのアワビシールが剥げまくることに嫌気がさして挑戦することにしたウレタンコート。そんなことで大騒ぎするな!という批判は重々承知で、なんとかなったと大騒ぎ。
いよいよアワビ貼りブレードのウレタンコート開始し、昨日一度目のウレタン液の吹き付けを行った。透明の液を吹き付けるだけなので、上手くいっているのかどうか大いに不安だったが、昨夜家に帰って、乾いたアワビ貼りブレードの表面を触ってみると、ツルッとした手触りになっており、アワビ貼りシートがむき出しのザラザラとした状態とは明らかに違っている。それでいて、触ってみるまでその変化に気付かないのだから、ウレタンコートってこういうことなのか~と、真夜中のガレージでニヤニヤする。液を吹き付けすぎたようで、ブレードの末端が少しだけ白く濁ったようになっていたが気にしない方向で。
ウレタンコートは2回~3回行うとよいとあったので、本日2回目。耐水ペーパーの1200番で表面を軽く擦って傷を付ける。アワビシートを直接擦れば、アワビのキラキラがポロポロ剥がれるはずだが、ウレタンコート済みなので、うまく傷が付いているのかどうか分からない。擦った後の耐水ペーパーを見ると白い粉が付いていたので、ウレタンだけが削れていると思うことにした。擦り終わったら水で洗って(本当はシンナーで拭くのだがシンナーがなかった)、タオルできれいに水分を拭き取る。ここで水分やゴミを残すと2回目のウレタンコートがうまくいかないようなので、不器用で大雑把な性格のへた釣りなりに丁寧に作業する。
あとはもう、スプレーをシューと吹き付けるだけ。1度目は吹き付けすぎたので、今度は、ブレードから液が滴るような状態になる前に吹き付けるのを止める。乾いてないウレタン液でブレードの表面が光沢を持つくらいが目安だろうか? 乾ききるまでは時間がかかるが液だれしない程度に乾くまでは5分とかからないことに気付く。表面が少しべとべとしたハエ取り紙のような状態になったら、へた釣り印の塗装箱に吊るして乾くのを待つだけ。アワビシートが簡単に剥がれなくなれば目的は達成なので、ウレタンコートは2回で十分かな? つまり、これにて完成? おっかなびっくりウレタンコート。意外と何とかなるもんだ?
著者: へた釣り