妻にキモッと言われて買いにくくなった男性用パンスト。昨年の防寒対策でつま先が痺れるような寒さという課題を残したために何かいい防寒具がないかと探し続けている。これならキモくないしどうだろうと行きついたのが「宇宙のくつ下」。国際宇宙ステーションで使われていたものらしい。
超極細・高純度の銅(カプロン)線を繊維に編み込んだカプロンファイバーという新素材の銅イオンの働きにより、制菌・防臭、静電気防止、蓄熱・保温にたいへん優れた効果を発揮するそうだ。水虫などのカビ類、細菌や白セン菌など菌の増殖を抑制することで、ムレやすい長靴の中を清潔に保ち、防臭効果があるらしい。また、パリエステル100%の靴下との比較で約11~27%温かいと感じられる素材だと説明されている。さらに深海ミネラルパウダーという数千万年前の海中の魚介類・藻類・プランクトン等が、長い年月を経過して出来た化石体が繊維に入っているため高い遠赤外線放射率を誇り、体を 芯から温めるそうだ。
文末が「らしい」「そうだ」「説明されている」……早い話がハイテクだぁぁぁああな靴下なのは間違いないが、どういう理屈で、何がどうしてどうなってるのかはさっぱり分からない。リールの分解すらできないしする気もない理系的センス&やる気が皆無のへた釣りが信じているのは「宇宙の」。「宇宙の」ってからにはすげぇ~もんに違いない。「指先までグッと力が入るからゴルフ、ウォーキング、登山など様々なスポーツシーンでも」って書いてあるから「宇宙のくつ下 ノーマルタイプ (厚手)」を買ってみようかなぁ~。購入を検討していたシマノの「ブレスハイパー+℃バルキーロングソックス(超極厚タイプ)(先丸)」と比べれば半分の値段で買えることだし。
著者: へた釣り