明日はTKB43のかみや予選。カワハギ3匹の全長勝負なので、3匹釣れば決勝進出の可能性もあるわけで、可能性がゼロでないなら夢を見るのは勝手である。ってなわけで、全力を尽くすための準備。カワハギ師匠に勧められたスピード針と大物祈願のデカハギメジャーを持っていく。
「へた釣りさ~ん、月曜それ釣ったらTKB43予選突破ですよ~♪」というかみや社長の言葉から推測すると、3匹で70センチくらいが決勝進出の目安だろうか? 平均23.3センチ。何かの間違いで尺ハギが釣れれば決勝勝ち残りがリアルな夢になってくる。尺カワハギ釣りたいなぁ~と思っていると、尺カワハギが釣れたら「デカハギハンター」ステッカーももらえちゃうじゃんと思い出す。針を買いに行くついでにデカハギメジャーをもらってきて、すっかり尺カワハギを釣る気になっていたりw
バラシが多いと自分の釣技の未熟さを嘆いていたらカワハギ師匠ほかから「スピード針」に替えてみては?と勧められる。へた釣りは吸い込み系の針でのカワハギ釣りが上手くいったことがないので、ハゲ針専門だったのだが、師匠から「かかればバラシは少ない」と言われるとタックルケースに入れておかなくちゃという気になった。構造上、ハゲ針よりもふところの強度が強い(ゆっくり伸びてもいきなり折れにくい)はずなので、尺カワハギ対応という意味でも必要と考え、スピード針7号を50本ほど買っておく。ハゲ針も4号を60本ほど買い足す。
腕はないので運まかせだから、縁起をかついで「がんばれ!! バリ勝男クン。」をおやつに持っていく。バリバリ食いで勝っちゃおうってこと。さらにアサリを剥く練習をして、明日の出船前の時間に少しでも多く、アサリを剥けるようにならないものかと……いじましい努力をしてみる。もう一度書く。可能性がゼロでないなら夢を見るのは勝手である。
著者: へた釣り