お気に入りのナイフが錆びてしまってションボリしていた。「入手困難なナイフなのに…(´Д` )」なんてお叱りを受けたりしてさらにションボリ。ようやく錆び取り用グッズを入手して朝から錆びを落としてみたのだが、錆びを落とす労力を考えると錆びさせない努力の方がずっと楽と思い知る。
ナイフ専用の錆び取りグッズを買おうと思っていたのだが、いろんな人のアドバイスを聞いていると、釣り用のナイフなのでそこまでこだわらなくていいようである。ならば東急ハンズに行って店員さんに「釣りのナイフが錆びた」と相談。「釣りだと塩がねぇ~」としばらく考えてから提示されたのは呉工業の「サビ取りクリーナー」。「強力サビ取り剤」と書いてあり、「これなら手間無く落ちるはず」とのこと。ナイフの錆びはオイルで拭いたり、超音波洗浄したりしてみたのだが、あまり変化はなかった。
サビ取りクリーナーはジェル状の薬。錆びている部分に厚めに盛って、5~10分放置。ぬるま湯で洗って拭きとると錆びが落ちるのだが……1回目で、大半の錆びは落ちたものの、まだ気になる。2回目…3回目。結局、1時間近くかかって、新品のようなとは言えないが、まぁ、持っていて恥ずかしくないレベルにまでようやく復活した。ジェルを洗い流す前に少し強めに擦るのが、錆びを残さない(一度でたくさん錆びを落とす)コツのような気がする。
で、それなりに復活した状態の刃がこれ。いくつか錆びが残っているがよく見なければ分からないレベルなので我慢。1時間かけてこれ……ナイフを錆びさせないためには釣行後に真水でよく洗って、水分をきれいに拭き取っておくってだけ。どう考えても、錆びを落とす労力より錆びさせない努力の方がずっと楽だと分かった。ナイフを海に持って行ったら使わなくても必ず水で洗うのを忘れないようにしよう。
著者: へた釣り