大会前の釣行をプラというらしい。プラクティス(=練習)ってことだと思う。へた釣りもプラ(←ほかの釣りブロガーさんが書いているので書きたかった)してきたよ♪ 数釣りではなく型狙いの大会のプラ(←しつこい!)なので、なんとか大物を釣り上げようとあれこれ試行錯誤してみたよ。
参加する大会と同じ船、羽田・かみやからプラ(←うざい? ごめん、もうやめる)。桟橋に着いてみると、四隅は埋まっている。右舷前から3番目に釣り座を決めて、アサリ剥き。前日に70粒ほど剥いてあるのであと50粒ほど剥けばほぼ1日分になる。前日に剥いたアサリは大物用兼見せ餌。桟橋で剥くのは小粒でくわせ用のつもり。意外と早く剥けたじゃない?とニコニコしながら釣り座に戻ると…左隣の人の竿……1本は極鋭カワハギAGS、もう1本はステファーノ(リールも)。いきなり、あか~~んな気分。挨拶すると、TKBかみや予選をトップ通過、江戸前サ-キット大会カワハギの部でも3位だった人ではないか……ほんまにあか~~~ん。
船は1時間ほど走って、竹岡沖の水深25メートルくらいのポイントへ。比較的得意としている深さ。無駄な足掻き3点セット(アワビ貼りブレード、大粒アサリ、快適集寄)が効果的に機能する水深だと思っている。気合いを入れて第一投。最近の釣行では、スタートダッシュだけは、ダブルだったり、いきなり良型だったりしてうまくいくことが多いので、集中して魚信を取ろうとしていたのだが……ガガッとくるカワハギの魚信。ゆっくり竿をあげて……スカッ!! 暗雲立ち込めるスタートになってしまった。
結局1時間半ほど、魚信少なめ、魚信があっても、どうにも乗せきれないというつら~い時間帯が続く。カワハギは…いる。だって、左隣の人はステファーノを使って順調に釣り上げてるもん。20センチ以下はリリース(へた釣りは15センチ以上はキープw)しているのを見て、「リリースするなら俺にくれっ!」と……実際には言えないけどね。やっと15センチを1匹。その後も15センチ~20センチをポツポツ拾えてなんとかツ抜けはできそうなペースではあるが、大物狙いのはずなんだけどなぁ~。
開始2時間くらいして、ようやく! ちょっと慎重にリールを巻かなきゃな魚信が訪れる。0.5センチだけではあるが、今季最大サイズを更新した26.5センチのキモパンでっぷりメタボなカワハギ。その後も25センチを1尾追加。21センチが1匹いたので、TKB43ルールなら3尾合計長71.5センチ。予選通過のボーダーラインって感じだろうか? それにしても今年のカワハギって型がいいのかな? 昨シーズンは数匹しか釣った記憶がない25センチ級が結構いい頻度で混じってくる。目標は尺超えだけど、25センチのキモパンが1匹混じれば釣行の満足度はグッと上がる。
数の方は14匹。すぐ横で34匹釣った人を見ていたので、素直には喜べないが、一応、へた釣りの今季最高数である。宙で魚信が出せなくなった後半戦、着底→タタキ→聞き上げ→急降下→タルマセ→聞き上げという釣り方がうまくいった。急降下中にアワビ貼りブレードがクルクル回ってアピールしてくれているのでは?と想像しているのだが、初めてやった試みなので、もう1回試してみて、この釣り方でコンスタントに魚信が出せるのかチェックしてみたい。
著者: へた釣り