達人さんの使っている道具を真似したい。といっても、竿やリールはお財布の中身の関係で無理なので、せいぜい錘だとか仕掛けくらいしか真似できないんだけどね。渋谷・上州屋の下にある100円ショップでカワハギ師匠が使っていた水切り付きタッパーを発見! これなら真似できる。
100円ショップで売られているタッパー類は釣り具の小物の整理に便利なのでいくつかか買ったことがある。文房具類売り場で売られているものは防水性に問題があるものが多いので、調理器具売り場に置かれているものを買うのがコツ。防水性が必要なくても、洗いやすさなどで調理用の物が圧倒的に使いやすいことが多い。
水切り付きタッパーは、カワハギの餌となるアサリを船上で保管するのに適している。蓋をきちんと締めれば海水氷を作ったクーラーの中に入れておけるので、アサリの鮮度管理に向いている。水切りはアサリの余分な水気を切るのに便利。ときどき水切りの下に溜まったアサリの汚水を捨てることで、ヌルヌルしすぎない状態で餌を管理できる。ザルよりかさばらないので持ち運びにも便利だ。
本来、真似すべきなのは、餌を管理する用のタッパーではなく、アサリを自分で剥いて生の餌を好みの硬さ&大きさに締めて使うというひと手間だとは分かっている。実は……アサリ剥きの道具は買ってあるのだが、生のアサリを買っないのが問題。「目落ちのアサリを仕入れて」と、魚屋さんで頼めばいいらしいのだが、知り合いに魚屋さんっていないんだよなぁ~~。羽田・かみやに「殻付アサリの用意もあります(自分で剥きたい方はスタッフまで)」と書いてあったので、まずはかみやで殻剥きデビューかな?
著者: へた釣り