心もラインもズタズタにされた幸福丸での釣り。船を降りた後には、現実的な問題がやってくる。ラインを巻き変えなければならない。PE3号400mにしようと思っているのだが……船釣り用のラインも高い物を買った方がいいのだろうか? 100m連結を4つとなると、1万円超えは確実なんだけど。
最近の東京湾の船のレギュレーションを見ているとPE2号以下のラインを使うとライトタックル。PE4号以下なら通常タックルでと書かれていることが多い。指定されている錘の重さが違う。PE3号なら通常タックルでの釣りに使える。ラインの強度という点でも一昔前のPEラインとは雲泥の差があるらしく、海中の抵抗が少ないPE3号を用いて釣った方が魚信を取りやすいし、シャクったりといった竿の操作も楽だと思われる。想定しているのは館山沖の水深100メートル前後のウィリー釣り。カイワリ、沖メバルなどがクーラー満タンに釣れて楽しかったので今年も出船するなら乗ろうと思っている。伊豆のカイワリ五目でも水深100メートルのポイントを攻めることがあるのでPE3号の方が釣りやすい。
最近、お気に入りのYGKのPEラインを買おうと調べていると、ウルトラダイニーマWX8 100m連結で3071円。これが4ついるので……1万2284円。YGKのラインは北海道の師匠のオススメだし、シーバス師匠からもYGKなら間違いないと太鼓判を押されているので、できればこれを買いたいのだが……いくらなんでも高すぎない??? 探してみると同じYGKの3号100m連結で安いものなら884円くらいから売られている。これなら400m巻いても3536円。高い物は直線強力20キロ、安い方は16キロ。安い方のPE4号が20キロなので、まさに1号細いラインで同じ強度を期待できるってことか……やっぱり高い方を買うべき?
著者: へた釣り