釣りをしていると釣れた釣れないという次元を超えて、悲しくなることがある。竿を海に捧げるのが最たる例だが、PEラインの高切れも結構、精神的なダメージが大きい。へた釣りの場合、2012年初のLTアジで高切れ、そして2012年2度目のLTアジで再び高切れ。ビシ・天秤を海に捧げる。
呪われているとしか思えない。ビシと天秤合わせれば1000円~1500円くらいはするので、LTアジに行くたびに、PEライン10メートルとともに海に捨てていてはもったない。ビシを投入し、シャクった瞬間、フッと軽くなり、リールを巻いてみると、切断されたPEラインの先端が風になびくのを見て、溜息をもらす。ラインの高切れ…悪いのは自分なのだが、何が悪いのか特定できていない。1度目のLTアジ釣行と2度目のLTアジの間に、同じリール、同じラインを、メバルやマゴチで使っており、トラブルはなかった。LTアジに限って、2回連続で高切れ……アジに呪われているとしか思えない。
ビシをロストしたら、船から借りるしかないのだが、そのとき船長に言われたのが「ガイドに傷がないか確認した方がいいですよ」。ガイドに傷があるせいでラインが切れる。言われてみればメバルやマゴチは別の竿、LT竿を使うのはアジのときだけだったわけで、LTアジのときに限ってラインが切れるという説明はつく。目視でガイドに傷がないか確認してみたのだが、よく分からない。その後5時間くらい釣っても高切れが起きることはなかったので、やっぱりアジに呪われてるが正解?
どうやらSiCガイドのキズは目で確認して分かるようなものではなく、カッターの刃をリングの内側に当ててグルッと一周させて引っかかりがないか確認しないと分からないものらしい。釣り場で確認するときはラインを張った状態でリングに引っ掛かかる個所がないか確認してみるという方法が紹介されている。もしガイドに傷があったら、サルカンの巻きこみがその原因の本命だ。ガチッと音がするほど巻き込んだ記憶……何度もあったりする。確認してみてもし傷があったら……修理に出すしかないのかなぁ~。
著者: へた釣り