イサキの大型の釣り方のヒントがないかなぁ~とネットを検索していると、和歌山県に行くのが大型イサキに出会う一番の近道かもって気がしてきた。へた釣りの悲願である30センチ超はレギュラーサイズで40センチを超えてやっと良型。「25センチ以下はリリース」と書いてある船宿まで。
へた釣りは実家が大阪なので、お盆に帰省したついでにちょっと寄り道して和歌山でイサキ釣りというプラン…全く現実味がないわけではない。どころか、いっちょやったるか!という気分になっていたりする。お墓参りのついでに白浜の温泉に連れて行ってあげるよと親孝行のふりをして……へた釣りは竿を抱えてイサキの船にまっしぐら。関西ではイサキではなく濁音が入ってイサギ釣りというらしい。田辺や白浜から数隻イサギの乗合船が出ているのを確認済み。
ウィリーで釣れるのかな?と調べているとカカリ釣りでズボ釣りが基本らしい。カカリ釣りって何? ズボ釣りって何? 全く未知の釣法だと道具もないし手を出しづらい。調べてみるとカカリ釣りというのは船からアンカーを打って根の上を直撃する釣り方のことみたいだ。ズボ釣りというのはどうやらコマセシャクリ釣りのことらしい。面白いのはズボ釣りのズボの語源が「ズボラ」と説明されていること。置き竿でも食ってくるからズボラってことだろうか? これならビシ80号のコマセ釣りなのでタックル一式揃っている。ビシの重ささえそろえておけばウィリーで狙っても怒られないような気がしてきた。
怒られるといえば、親孝行の温泉旅行で竿を抱えて半日行方不明になって、親&家族に怒られない言い訳を考えるのが一番の難題だ。
著者: へた釣り