バンキシュは無理だけどレアニウムCI4+と書いてから早4ヶ月。昨晩家に帰ると、注文してあった「レアニウムCI4+ 4000XG」が届いていた。さっそく箱から出して撫で回し、ハンドルをクルクル回して、愛でてみた。へた釣りにとっては初のX SHIP搭載機。憧れのステラに一歩近づいたわけだw
陸からのキャスティングゲームをほとんどやらないへた釣りがこんな分不相応なリールが欲しかったのは北海道遠征のカラフトマス&アキアジ用にスペックがぴったりじゃないかと思ったから。PE2号を200m巻いて使おうと思っている。今年は7月下旬に宇登呂の幌別河口でカラフトマスを、9月に止別海岸でアキアジを狙う予定。カラフトマスは2年連続でボウズを食らっているので、今年こそはという思いがある。
ウキルアーという北海道独特の釣り方で狙う。ウキの先にスプーンを付けて、さらにイカタンや身餌などを付けて釣る。これってルアー釣り? 餌釣り? 投げ釣り? ウキ釣り?と悩むことになる実にハイブリッドな釣法なのだが、郷に入っては郷に従え。北海道では多くの人がこの釣り方でカラフトマスやアキアジを狙い、そして釣っている。「レアニウムCI4+ 4000XG」のエクストラハイギア設定は、横の釣り人との距離が50センチ以下のこともある混雑した釣り場で、キャスト後のラインスラッグ(余分に出た糸)を素早く巻き取れ、オマツリを避けるだけでなく臨戦態勢に入りやすいと思う。
さらに、4000番台の糸巻き量でありながら自重240グラムという軽さは一日中キャスト&リーリングを繰り返すウキルアー釣りで大きなアドバンテージになるように思う。昨年はレアニウムCI4 5000(PE3号-190m:今年も予備リールとして遠征に同行予定)でアキアジを狙ったのだが、最初のうちはよくても一日中となるとやはり少し持ち重りがしていた。並べてみると随分と大きさが違う。ラインをPE3号からPE2号に細くしたのは、少しでも飛距離を稼ぎたいから、昨年大遠投ができる人だけアキアジが釣れるという状況になったので、今年は大遠投組に入っちゃおうと目論んでいる。
エキストラハイギアなのでリーリングはゆっくり巻けるようになるだろうし、スプールに高負荷がかかると本領を発揮するマグナムライトローター&X SHIPはアキアジやカラフトマスが針掛かりした後のファイト中の巻き心地を軽く心地よいものにしてくれるに違いない。ドラグを出してはいけないという暗黙のルールがあるが実用ドラグ力が6.0キロあるのでスレ掛かりでもない限り安心だ。まぁ、この辺のことは家でリールを撫でてるだけじゃ能書きどおりの性能を発揮してくれるのかは全く分からないんだけどね。横折れネジ込み式になったハンドルの機種も初めてのため、これだけで十分に気に入っていたりもする。
著者: へた釣り