先週のマゴチ大会でボウズをくらい、このままエビマゴチ2012を終了していいものかっ! と羽田・かみやからリベンジ釣行。同じ船、同じ船長、奇しくもほぼ同じ席。まさにリターンマッチである。今期最大含む4匹のマゴチゲットで、これが先週釣れていれば…でも、まぁ、終わりよければ…。
潮先探して、大貫沖の潮流と風向きをチェック。艫有利という結論に至って、6時20分の送迎を利用してかみやの桟橋へ。艫…艫……当然だが左右とも埋まっている。左舷は胴まで竿が立ててあり。右舷をのぞくと艫から2席に荷物あり。なるべく艫寄りってことで右舷の艫から3番目。胴に席を取る。この席は…先週、魚信すらゼロで撃沈した席…FaceBookに「右舷胴だけど悪い予感のかけらもないさ♪」と強がりを書いてみる。
船は大貫沖ではなく富津沖~海堡周辺へと45分。潮先予測の前提条件であるポイントの絞り込みが崩れた上に、ポイントに着いてみるとほぼ無風。スパンカーをたたんでの釣り……こうなるともう潮先なんてどこでもいいやっ!と開き直るしかない。第1投。底から錘を1メートル切ると、いきなり竿先がグンッと沈む魚信。グンッとなったあと、ウンともスンとも言わない。仕掛けを回収してみると、餌がきれいに取られている。小型の速攻型マゴチだと思われる。
第2投。すぐに魚信が出る。本日はマゴチ高活性の予感に竿先に集中するも、グンッのあとのグゥ~ンが訪れることなく、魚信終了! またも餌なし。3度目の魚信はグンッでアワセにいってようやく本日1匹目のマゴチをゲットする。サイズは38センチ……それなりに引いてはくれるが物足りない。しばらくして今度はグゥーンな魚信があって、本日2匹目。45センチの普通サイズ。マゴチの活性はよさそうなのだが、サイズは小ぶりなんだろうか? 5打数2安打…でも、内野安打とシングルヒットな感じw
1匹全長を競う大会のリベンジなので、サイズが欲しい。できればホームランサイズがお望みなのだ。しばらく魚信を出せない時間がすぎ、ようやく訪れたチャンス。コッな前魚信も、グゥーンな本魚信もない。グンッと一度だけ竿を引きこんで、竿に重みが乗っただけの状態(大型マゴチがエビを一飲みするとこうなる?)。この魚信のパターンはっ!! 昨年1度だけ経験がある。62センチの自己最高サイズを釣ったときと同じ感触。離すなよぉ~、すっぽ抜けるなよぉ~と心の中がざわ…ざわ…し始める。竿先を少し送ってからゆっくり聞き上げ、餌を離してないことを確認してからエイヤッ!とアワセる。これが今期最大サイズの57センチ。
また、しばらく魚信がない時間がすぎ、コッ→グンッ→グゥーンな教科書通りのマゴチの魚信があって、55センチ。この時点で7打数4安打で、内野安打、シングルヒット、三塁打、二塁打ってイメージ。残るは…60upの本塁打でサイクルヒットだ。ホームラン狙いで力んだら…結果は想像の通り。コッ→グンッまでを5度繰り返し、グゥーンとならずに見逃し&空振りをし続け連続5三振。たぶんマゴチが小さかったんだと思う。ちょっと大きめのグンッでアワセにいかなくてはいけなかったってこと。結局、その後は1匹も釣れず、12打数4安打で本日終了!!
魚信の手ごたえ(グンッの雰囲気?)で、餌を咥えているマゴチのサイズを予測できるようにならないと、数は伸ばせないというのが、本日の問題点にして来期の課題。獲る人は10割近い打率で獲ってるもんなぁ~。なんとなく…このマゴチは大きくないとは分かるのだが、確信がないので、小型マゴチの精いっぱいのグンッを見逃してしまっている。竿をゆっくり聞き上げて針がマゴチの口に立っているのを確認してから勝負すればいいのは分かっているのだが……分かっていても心がざわ…ざわ…しているとできないのであった。
著者: へた釣り