竿やリールはそう頻繁には買えないが、1000円くらいの小物……釣り具屋に遊びに行ったら見物料(ときどき指導料)代わりに1つくらいは買うようにしている。最近買った小物のうち最も気に入ったのが「スノーピーク ダインカット仕掛け」というハサミ。切れ味抜群で仕掛け作りが楽しくなる。
PEラインの切断。切れないハサミでやると、うまく切れず、何度も何度もPEラインに刃を当てることになるため、切り口が毛羽立ったような状態になってしまうことさえある。これが結構ストレスになる。別に仕掛けをきれいに作れたからといってその仕掛けで釣れるわけではないのだけれど、プラモデルと一緒できれいに作ってご満悦したいのが元・男の子なのだ。「スノーピーク ダインカット仕掛け」は本当によく切れる。へた釣りの場合、以前は198円で買ったハサミ(現在はエビの尻尾やイソメを切る用に降格)をずっと使っていたので、その切れ味の違いにビックリして必要もないのにPEラインの先端を何度も切ってしまったほど。
PEライン用のハサミを使うとき気を付けることが1つ。刃の先端部分はPEライン用、フロロやナイロンを切るときは刃の付け根部分を使う。裁縫用の布を切るハサミで紙などほかのものを切ると切れ味が落ちるのと同じで、PE用とフロロ・ナイロン用で使う刃の部分を変えるのが切れ味を保つコツらしい。「スノーピーク ダインカット仕掛け」のもう1つのお気に入りポイントは、ハサミのグリップ部分が少し持ち上げっているため、片手ですぐに掴みやすいこと。仕掛け制作中は片手がふさがっていることが多いので、細かいことだが意外と便利だ。
著者: へた釣り