シーバス最終戦で惨敗したので来期に備えて反省したつもりったのだが、どうやらショートバイトをフックアップさせるという発想自体が間違えていたみたいだ。ショートバイトはどうやってもフッキングしない。むしろショートじゃないバイトになるように工夫する方向で考えるのが正しいみたい。
「シーバスがジグをくわえて餌じゃないと気付いて吐き出すまではコンマ何秒」と教えてもらっていたのに、電撃アワセでコンマ何秒以下に挑戦しようとしていたのだから、009の加速装置でも使う気?ってことだったみたい。その後いろいろ調べてみたら、少しだけショートバイトの正体が分かってきた。へた釣りがショートバイトだと思っていたコッという魚信はショートバイトですらなかった可能性がある。いろんなサイトにいろんなことが書かれているので実際のところよく分からなかったりする。以下、いろんなサイトから集めた情報から水中で起きていることを想像してみた。
コッというへた釣りがショートバイトだと思っていた魚信は、メタルジグにシーバスが横から食らいついた手ごたえだった思われる。フックはシーバスの口の中には入っていないので、ジグをくわえて吐き出すまでのコンマ何秒の感触が手元に伝わってきただけのもの。針は口の外なのでアワセようがない。本当のショートバイトはもう少しコッコッという感触が続くものをいうらしい。へた釣りがアワセ損ねたと思っていたものがショートバイト。フックはシーバスの口の中を滑っているのだが、針先が口の中でほとんど立つことなく、アワセようがない短時間のうちに吐き出されたしまうわけだ。では、ショートバイトとフックアップできるバイトの差はというと、シーバスがジグを吐き出そうとしたときに針が立って口の中に引っ掛かりアワセ可能な時間とどまってくれているかどうかってことになる。
シーバスの口の中に可能な限りフックを留める方法……ジグにシーバスが食いつくときに斜め後方から襲われるようにすれば、フック付きのジグはシーバスの口の奥まで入って、フックがシーバスの口の中に触れる回数が増える(=魚信が出る時間が長くなる)らしい。では、シーバスに斜め後ろからジグに食いついてもらう方法は……取りあえずショートバイトがあったときと同じ速度でリールを巻かない(ショートバイト連発を避ける)。速くすればいいのか、遅くすればいいのかは定かでないが、まぁ、来年はショートバイトがあったら巻くスピードを変えるとこから初めてみよう。
著者: へた釣り