魚をもっと美味しく食べる!! 「ぐさぶろー」&「アジ締めピック」を買おうと、釣り具店に行った。両製品とも売っていたのだが、「ぐさぶろー」は945円で購入。「アジ締めピック」はほかの製品と見比べて…ちょっと待ったぁとなってしまった。どれを買うべきか悩んで店頭では結論が出ず本日スルー。
魚の口からエラを縫うようにお腹の奥まで道具を突っ込んで、1ひねりして抜きだせば、エラと内臓がごっそり取り出せ、空になったお腹を洗えば、魚の下処理完了! ツボ抜きという下処理法を簡単にできる道具がミヤエポックの「ぐさぶろー」だ。サイズがSS、S、Mと売られており、30センチくらいまでのアジだとどれが適正な大きさなのか少し戸惑ったが、器具の先端部が魚の口の大きさに合っていそうなのと、中は大も小も兼ねると信じてSを購入。これで、メバルやアジなど20~30センチくらいまで魚は釣り場で内臓を抜いて持ち帰れるようになった。
神経締めの道具は、予告ではTICTというメーカーの「アジ締めピック」を購入するつもりで店に行った。2100円で売っているのも発見したのだが……実物を見るとちょっとショボイ感じがして躊躇する。少し細めの千枚通しにしか見えないものに2100円は高すぎない? もちろんチタン製で錆びに強く、アジの神経締めに最適の先端の形状になっているのは重々承知しているのだが、なんだか割高感がある。箱に入ってもなかったし、先端部はビニールチューブが嵌められているだけなので、バッグやポケットに入れるのは危ないかも?と感じたのも購入を躊躇した一因。
でも、購入を躊躇った最大の原因は、すぐ横に売られていたオサムズファクトリーの「Shinkei Stick」を見てしまったから。2120円と値段は「アジ締めピック」と大差ないのだが、ちゃんとサヤに当たる部分があり、持ち運びに便利そう。神経締め部はピアノ線より曲がりに強く、耐久性、耐へたり性に優れたオイルテンパー線という素材が使われているそうだ。オイルテンパー線とチタン線、どちらが神経締めに適しているかはへた釣りの知識では分からないが、見た目で選べば「ShinkeiStick」の方が2000円に見合うような……。神経締めのときこれをバックから取り出すと必殺仕事人気分?
さらに、ケミホタルのメーカーであるルミカからも「エア抜き&ワイヤー ステンレス神経絞めセット」という製品が発売されており、こちらは1130円で売られていたので、もう一度う~~~~~んと悩むことになる。「エア抜き&ワイヤー ステンレス神経絞めセット」は魚の頭に刺す用のニードルパイプと神経締め用のステンレスワイヤーがセットになっており、収納用チューブも付いている。値段で選べばこれかな?と買い物かごに入れかけたのだが、アジやメバル用というより、シーバスやマダイ、中型青物用と書かれていたので、これまた購入を保留。
神経締めして美味しいお刺身を食べたいのがアジ、カイワリ、イサキ、メバルのへた釣りは、どの神経締めの道具を買うのが正解なんだろう? 本命は…「Shinkei Stick」かな?
著者: へた釣り