気になる釣り具は1000円以下なら迷わず買う。夜投げのお供に魚信感知し色が変わる「ピクピカセンサー」もいつか夜の投げ釣りに行くとき用に注文してあったのだが、GW伊豆合宿への出発の前日に届いた。投げ釣りの予定はなかったのだがクロダイ狙って夜投げする日を作れってこと?
船からのウィリー釣りとウキフカセ釣り、子供と遊ぶ穴釣りの3本立ててゴールデンウィークの東伊豆の海を楽しむ予定だった。船釣りの道具も堤防釣りの道具も荷造りを終えていた。遠征釣りの荷物は不要な物は持っていかないのが基本。アレもコレもとやってしまうと家中の釣り具を遠征先に持っていくことになってしまう。船のコマセシャクリ道具、ウキフカセの道具、穴釣りの道具……予備まで含めて竿6本、リール6個、仕掛けや小物類もそれぞれの釣りに必要なので、既に大荷物になっている。そんなときに手に入れてしまった「ピクピカセンサー」。投げ釣りの道具を持っていくべきか、今回は諦めるべきか大いに悩む。
購入したのは「ピクピカセンサー M 常灯/白」。白にしたのは夜の釣り場で万が一落としてしまったときに発見しやすいかもと考えたから。点滅と常灯はどちらにするか多いに悩んでのだが、投げ釣り用の竿は2本持っているので、気に入ったら点滅と常灯を1個ずつ買うつもり。そうすれば横から見てどちらの竿に魚信が出ているのか分かりやすい気がする。最初の1個は点滅でも常灯でもどちらでもよかった。パッケージから取り出してみると意外とシンプルな作りであることに気付く。
電池はCR1225が1個付属している。専用の電池も売られているが、多分専用の物でなくても大丈夫。ライトの入った上部のキャップを外して電池を入れ、ネジ式に締めていけば緑色のライトが点灯する。試しに先径2.8ミリのサーフリーダーEV 405CX-Tに付けてみた。下部にゴムのクッションが付いておりその部分が動くと点灯するライトが緑から赤に変わるという構造のようだ。ゆっくり竿を曲げていってもライトの色は変わらない。竿先を震わせるように動かすと、赤く点灯する。
どんな竿先の変化で点灯する色が変わるのかは実際に釣ってみなければ分からないが、風や波で穂先が動くようなゆっくりした動きを魚信と誤感知しないようになっているようだ。断続的にプルプルと震える動きだけを魚信と感知すると思われる。竿の先の方に付けるか、少し竿先から放して付けるかによって、ゴムのクッションと竿の接点が変わるので、どれくらいの強さの魚信まで取るかを微調整できそうな気がする。早く使ってみたいけど…投げ竿と投げリール、30号の天秤数個を今から荷物に追加するのは……ちょっと辛いかも。
著者: へた釣り