ウィリー釣りはイサキしかやらないと思っていたら、LTウィリー五目が楽しかったし、調べたり覚えたりすることが多そうなので、タグ分けしようと考えた。で、タグはアルファベットで管理しているので「ウィリー」のスペルは?と調べてみると、「Wooly」=「ウールみたいな」という意味みたいだ。
スペルくらいすぐ見つかるだろうと「ウィリー」で検索してみても、バイクの前輪を上げて走る方法ばかりで、ウィリー釣りの語源が見つからない。苦労してようやく行きついたのが「Wooly nylon」を針に巻いて疑似餌にするから「ウーリー」。ウーリー釣りというちょっぴり間の抜けた語感が「ウィリー」に変化していったようだ。漁師さんが疑似餌としてウーリーナイロンを撒いた針を使っていたのを遊魚船(元祖は金沢八景・野毛屋で主にマダイ狙い)が取り入れ、何が釣れるか分からないという面白さがウケて、相模湾や駿河湾、房総などの釣船に広がっていったらしい。
びっくりしたのは沖縄の西表島でグルクンを釣ろうとしたときにウィリー仕掛けを渡されたこと。北海道では見たことがないが、日本の西端までウィリー仕掛けは到達していたわけだ。となると、今年の西表遠征では、西表の魚を相手にウィリーシャクリで根魚~青物まで狙ってみたくなるわけだが、潮流が速いのでビシは80号として……ハリス2号で大丈夫だろうか?というのが悩みどころ。10号くらいのハリスを使うシマアジ用のウィリーの方がいいのかなぁ~と釣れる魚の大きさが分からずに困っていたりする。
著者: へた釣り