東京湾で2月1日から開幕した船メバル。へた釣りも開幕から毎週通っているのだが、3戦目で隣になった釣り人から「冬のメバルは4、5匹でしょ。本格化するのはゴールデンウィーク明けから」と教わる。開幕=盛期の到来ではないみたいだ。型は開幕直後の方がいいが、数は5月から?
メバル釣りの盛期が極寒期だと思っていたのは、産仔のために大型が接岸し、凍えそうな夜の堤防でメバリングをした記憶があったから。メバルといえば、気温氷点下の夜に活性が上がるものだと勝手に決め付けていた。船からのメバル釣りは、別に堤防からキャストして届く範囲にポイントが絞られるわけではないわけで……。「本格化するのはゴールデンウィーク明けから」というのが本当かどうか確認するために、羽田・かみやの昨年の釣果を調べると……5月25日に「46~154尾(船中325尾)」。まぁ、この日はできすぎとしても、竿頭で50匹超えは当たり前で70匹、80匹の日は珍しくない。
一度でいいからメバルの煮付けをもう見たくもないってほどにお腹いっぱい食べてみたいへた釣りとしては、冬の渋い間に腕を磨いて、5月か6月に「そんなに釣ってどうするの?」ってほどにクーラー一杯のメバルを持ち帰りたい。気になるのはサイズ。東京湾はメバルの稚魚が放流されているために、小型サイズの魚影は濃い。1匹を1皿に乗せて食えるサイズ(20センチ以上)を煮付けサイズに規定しているので、数が釣れても小型ばかりじゃなぁ~という懸念がないわけではないが、小型メインのポイントを避けてキープサイズが釣れるポイントを探してくれるようだし、型狙いポイントも開拓されているようだ。
著者: へた釣り