今年の冬は例年より寒かったせいで梅の開花も桜の開花も花粉の来襲も遅いと予想されているが、へた釣り待望のエビマゴチの開幕だけは3月頭と早まりそうだ。昨年は4月開幕だったので1カ月早まったことになる。深川・吉野屋で3月1日に試し釣り。順調ならば3月3日に開幕する予定。
サイマキエビを餌に大貫沖で60upのマゴチを狙う東京湾のエビマゴチ。小さな前魚信が竿先を大きく引き込む本魚信に変わり、アワセが決まると水面下でドッタンバッタン暴れてくれる大型マゴチとのファイトはたまらない。しかもそのお味は、最高に歯応えのある白身なので、東京湾で狙って釣れる最も美味な白身魚がマゴチなのである。
シーズン初期は大物の出現率が高く、しかもマゴチ釣りのお邪魔虫であるスミイカ、シリヤケイカ、フグが少ないので、魚信に集中しやすい状況なんだという。シロギスなどがまだ深場に落ちているため、餌不足気味のはずなのでマゴチがポイントに入っているなら魚信の多さも期待していいような気がする。へた釣りのレコードは62センチ。今年もレコード更新を狙っていきたい。
著者: へた釣り