東京湾では年中出船しているシロギス船。夏場は水深6mくらいのポイントを攻めるので、投げ釣りの応用編のような釣り方でそれなりに釣果も出せるようになってきたのだが、冬場に水深30m前後のポイントを攻めるとなると、全く釣り方が変わってくるような……。冬のシロギスは難しい?
水温が低下してシロギスが深場に固まってきたという情報がある。活性も低くないようで、ダブルありで数釣りも楽しめているようである。さらに、キャッチ&イートが信条のへた釣りが気になるのが、「この時期のシロギスは脂も乗って美味しいですよー」という情報。冬にシロギスを釣ったことがないので、脂が乗って美味しいシロギスを食べたことがないということになる。これはもう気になって気になって。仕掛けやタックルは夏場と同じものでよいようなのだが……何か釣り方で違うとこあるのかな?
一番の違いは、水深があるのでキャストして広範囲を探るのではなく、基本船下での釣りになるってことのようだ。もちろんキャストしてもいいのだが、仕掛けが沈んでいるうちに船下に近づいてくるため、あまり広範囲を探ることはできないってこと。へた釣りが苦手とする船下での誘いで釣る釣りのようだ。錘がトントンと底を叩くような感じで動かして、その動きに合わせて吹き流しの仕掛けがたなびく。シロギスの喰い気を誘えたら、魚信が出るのでスーッと竿を持ち上げてアワセる。文字で書くと難しくないように感じるのだが、冬場は喰いが浅く魚信が小さい、さらには居食いすることもあるらしい。マメに誘いを入れて魚信を出していく釣りになるのかな?
著者: へた釣り