年末年始釣り合宿の直前に巻き上げ中にゴロつき感があり、ときにハンドルが回せなくなるというリールとしては致命的な故障のためにメーカーに入院することになった「バイオクラフト クイックファイヤー 300XH」。本日無事退院したのだが、修理費1万1000円。かなり重症だったみたい。
へた釣りにとって盟友ともいえるリールだ。東京湾での船釣りでほぼフル稼働している。マゴチもアジもカワハギもシロギスもカレイも、PE1号で釣れる魚は、竿は変われどリールはバイオクラフト クイックファイヤー 300XH。へた釣りのやることなので、根掛かりもすれば、エイだのサメだの釣らなくてもいい余計な魚とのファイトも強いられる。「もう限界!」とリールが根を上げるのは分かる気がする。
シマノから退院したときについていたカルテ?によると、●メインギアとピニオンギアのキズまたは摩耗による回転ゴロツキ・異音の為交換。●ベアリングの浸水等による回転ゴロツキ・異音の為交換。●ローラークラッチの浸水等による回転ゴロツキの為交換。パーツ表を見ながら交換した部品を確認したのだが、人間でいえば心臓移植?ってほどに重要そうな部品がほぼ総とっかえされている。シマノから「1万円以上かかりますが、本当に直しますか?」と問い合わせがきたほど、重篤な状況だった。
釣行毎にちゃんとラインを引き出しながら水洗いしていたし、指示された場所にオイルやグリースもマメに挿していたのになぁ~と自分では思っているのだが、何かリールのメンテナンス不足があったのかもしれない。それともほぼ毎週1回以上、1年間にわたって使い続ければパーツの寿命で交換の必要があるものなんだろうか?
著者: へた釣り