熱にうなされリアクションバイトした「フォースマスター1000MK」が昨晩届いた。さっそく箱を開けて、まだ糸も巻いてない新品のリールを撫でまわして愛でる。艶消し銀の高級感、ロープロファイルで手に馴染む持ち心地、デザイン性の高さにうっとりし、リールは所有感が大事と思い知る。
「リール選びは所有感が大事」と教えてくれたのはいつものように師匠。師匠のリール選びのアドバイスは高級品を買って所有する喜びを味わおうというもの。そうは言われても欲しいものはいっぱいある。特にスピニングリールは1000番~5000番まで用途別に買いそろえるとそうそう高級品には手が出せない。電動リールなら、PE4号を300メートル巻ける1000番以上は必要ないので、思い切って高級品に手を出してみた。それが今回の「フォースマスター1000MK」である。
実際に釣りに使ったわけではないので、性能云々は分からないし、今まで使っていた「電動丸1000PLAYS」に比べて、悪かろうはずがないという以上のことは全くの未知数なのだが、陸の上で撫で回しているだけで、なんだか楽しい。これが師匠の言っていた所有感ってヤツか!と、一人悦に入っている、頭の中が極楽なへた釣りなのであった。
「ロッド選びは気分が大事」というのがへた釣り理論。この竿なら魚が釣れそうな気がするという気分が大事なのだ。釣りにハマっていろんな釣りモノに手を出しているときに多いのだが、近々に釣行が決定していて、竿を買わなくてはいけない…でも、釣り具屋に行くと狙っていた竿が売ってなくて別の竿で我慢した。そういう竿での釣果はだいたい悪い。スペック的には同等のものを買っているはずなのに、釣れる気分の竿でないと、少なからず釣果に影響がある。
最近買った竿は、もちろん釣れる気分を盛り上げてから買った竿ばかり。閃迅カワハギにしても、タイドスター50にしても、釣れる気分さえ抱いていれば下手なりに魚を釣り上げることには成功している。次はDEEP GAME 150-180で北海道根魚&アキアジが釣れる気分になることなのだが……釣ノリノリさんのインプレのせいで、はDEEP GAME 120-180の方が釣れるのかなぁ~とまだ迷いがある。
著者: へた釣り