リールに糸巻くくらいではしゃぐな!と叱られそうだが、楽しくって楽しくって仕方がない。電動リールの場合、買って初めて電源を入れて液晶に明りがともるのは糸巻きなのだ。朝起きたら糸巻くぞ!と考えると昨夜は寝つきが悪かったほど。電動リールに通電させるのが楽しみで、楽しみで。
寝られなかったのは本当の話。5時くらいにようやくウトウトし始め、目を覚ますと9時。起きたら10分後には糸巻き巻き♪の準備を始めたのであるから、二児のパパにして立派なおっさんのくせにやってることは子供である。玄関の前でフォースマスター1000MKの点灯式! モニタに「0」が表示されて……よく考えたら手に入れてから3日間撫でまわし続けていたくせに壊れてないかどうかのチェックすらしていなかったことに気づく。
へた釣りの糸巻きセットは、「高速リサイクラー」を子供が小さかったころに使っていた椅子に取り付けただけのシンプルなもの。高速リサイクラーにはドラグ機能があるので、適度にテンションを掛けながら糸を巻いたり、巻き戻したりできる。シマノの電動リールの場合、テンション3をキープして糸を巻くというルールがある。自分で糸を抑えてテンション3を維持するのは結構大変なのだが、ドラグの調整さえうまくしておけば糸を抑えなくても片手で糸巻きできるのだ。
というわけで、糸をスプールに結束して電動巻き上げスイッチオンであっけなく糸巻き終了。あんなに楽しみにしてたのに5分とかからなかった。あっけなくといえば、糸巻き学習機能がずいぶん簡単になっており、ラインの種類を指定して巻き終わったらボタンを1度押すだけで学習終了。不安になって10メートル糸を引き出してちゃんと学習できているか確認したが、全く誤差なく糸を10メートル引きだすとリールのカウンターは「-10」になった。すごいぞ、フォースマスター1000MK!
著者: へた釣り