年末年始伊豆合宿　～メジナ25cmの壁。フグにお手上げ～

頭の中は「ヒラメ！　ヒラメ！」のままなのに磯竿抱えていつもの堤防。日の出から日の入りまで竿を握ってないと気が済まない。この日もクロダイの気配はなし、メジナは前日同様、25センチが最大サイズ。コマセの撒き方が荒かったのかクサフグの猛攻にあって、完全にお手上げで日没！

ヒラメ船を降りて昼飯食べたらすぐに堤防へ。べた凪な上に昼前後は干潮の時間帯らしく全く期待できない雰囲気なのだが、それでもコマセを撒き撒き、クロダイいないかなぁ～と竿を出す。コマセはほぼまっすぐ沈んでいく潮どまりな時間帯。それでもコッパメジナは高活性でキュンと竿を曲げて遊んでくれる。サイズは15センチくらいのものばかり。針の大きさに合ってないので餌だけ吸われることもある。

■寄せたかったのはクロダイであってお前らではないんだけど……

コッパメジナと遊んでいるうちに潮が動き出す。堤防に対して当て潮で払い出すので、ケーソンの際にコマセを入れて、浅いところにコッパメジナを集める。5～6メートル先の少し深くなっているところでサイズアップを狙った。しばらく魚信は減るが根気よくコマセを打っていると少しマシな引きをするメジナが釣れ始める。ところが……昨日と同じく25センチ、掌以上足裏未満のサイズを超えない。今度はちょっとマシかな？と思っても25センチ。ひょっとして25センチ以上のメジナはいないの？

払い出す潮にコマセを入れ続けていたので、ウキフカセ釣りで最もお邪魔な魚が寄ってきてしまう。仕掛けがなじむ前に餌だけ持っていく。餌だけならまだしも針ごと持っていく。針は残っていても針の塗装がガシガシ削り取られている。クサフグだ。寄せたかったのはクロダイであってこいつらではない。しばらくコマセを打つのを止めても一向にいなくなる気配はないので、ハリスを張ってクサフグ退治をして（ちゃんとリリースしてるけどね）、遊んでいるうちに日没。

2011年12月27日 19:43

著者: へた釣り