ラッシュガードの上下さえあれば首から下、足首から上の防寒対策はバッチリなのだが、釣りで最も重要な手首から先と、寒いとしびれてくる足首より先もしっかり防寒しないとね。グローブはタイタニューム・アルファ素材でちょっぴり贅沢。足裏カイロを入れれば安上がりに足先ポカポカ。
一昨年前の2月に千葉県・富津まで夜のメバリングに出かけた。気温は0度。少し風もあったので体感気温は氷点下。あまりに寒さにリーダーが結べなくなったという経験をした。それ以来、誘われてもメバリングに行ってないので、よほど懲りたんだと思われる。一方でグローブこそが釣り人にとって最も大事な防寒具であると思うようになった。
へた釣りが使っているのは「シマノ・クロロプレンフィンガー3カットグローブ」。甲部がストレッチ性の高い断熱保温素材タイタニューム・アルファになっており、ほかにもいろいろ試してみたが、釣りの一連の動作の邪魔にならず、しかも温かいという点ではこれが一番ではないかと思う。掌側は手に感触が伝わる薄さのクロロプレン合成ゴム。グリップ性もいい。ただし、汚れたときに乱暴に洗う(絞るの厳禁!)と、指先(写真の赤丸)部分がすぐにボロボロになるのが欠点。
指先とともに寒いと辛いのが足の先。保温靴下も試してみたが、値段が高い割にはイマイチな感じがした。ゴアテックスの防水靴下なんて6000円以上するわりには……というわけで、足元は「貼るカイロ快温くん」。15足分入りで1000円以下で買えるので、靴の中までは濡れないことを前提にするならこれが一番コストパフォーマンスがいいと思う。使い捨てカイロが濡れると異常発熱するという噂がかつてあったが、都市伝説の類で心配する必要なし。
著者: へた釣り